【プロ野球】1985年じゃない!? 「○○打線」の元祖、黒いユニフォームでおなじみの阪神・ダイナマイト打線! (2/2ページ)

デイリーニュースオンライン

■1949年「ダイナマイト打線」主なスタメン

1(中堅):後藤次男
125試合:打率.300/10本塁打/40打点/29盗塁

2(左翼):金田正泰
133試合:打率.302/10本塁打/63打点/21盗塁

3(右翼):別当薫
137試合:打率.322/39本塁打/126打点/13盗塁

4(三塁):藤村富美男
137試合:打率.332/46本塁打/142打点/12盗塁

5(捕手):土井垣武
126試合:打率.328/16本塁打/86打点/4盗塁

6(二塁):本堂保次
76試合:打率.302/4本塁打/40打点/5盗塁

7(一塁):玉置玉一
117試合:打率.281/7本塁打/59打点/12盗塁

8(遊撃):長谷川善三
117試合:打率.219/3本塁打/30打点/7盗塁

9(投手)

 粗悪球が改善され、やはり数字の迫力では「ブラックダイナマイト」が上回る。命名された1946年から49年までの間、チーム打率は常にトップだった。

 ただし、数字的な完成を迎えた1949年のシーズン順位が8球団中6位。どうやら投手陣に火が燃え移ってしまったようだ。あまり縁起のいいユニフォームではない感じもするが、その衝撃たるや“ダイナマイト”。各地のファンに黒のユニフォームと強打の印象を残し、「○○打線」の祖になったのである。

文=落合初春(おちあい・もとはる)

【関連記事】
「【プロ野球】1985年じゃない!? 「○○打線」の元祖、黒いユニフォームでおなじみの阪神・ダイナマイト打線!」のページです。デイリーニュースオンラインは、野球太郎プロ野球阪神スポーツなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る