自動車保険が安い車は?維持費から選ぶ車の選び方
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解説
筆者自身もそうだったのですが、地方に住む方の大半は、大学生になった辺りから自分の車を持つようになります。
東京の方からすると電車やバスで移動すればいいのでは? と思われるからもしれません。しかし、地方では電車やバスが目的地に着くまですごく遠回りだったり、営業時間が短くて遅い時間まで利用できなかったりします。そのような理由から地方に住む人にとって車は生活必需品なのです。
ただ、車が必要といえども、あくまでも車は移動手段と考える方は、できるだけ車にはお金をかけたくないですよね? 特に毎月の主な収入源がアルバイトの大学生にとって車にかかる維持費は社会人以上に切実な問題でしょう。
そこで、今回は車を購入する際にいまいち分かりづらい毎月の車の維持費を基準にした車の選び方をご紹介します。
とは言うものの、とりあえず軽自動車にしておけばいいんじゃない? と思われるかと思います。まさに、その通りです!
ただ、なぜ軽自動車がいいのかという理由を知っていると、さらに維持費を抑えるにはどうすればいいか? ということを考えることができるようになります。自動車の維持費を自分でしっかりと管理できるようなるため、今一度この記事を読んでおさらいしましょう。
■車を維持するために必要な費用そもそも車を維持するために、必要な費用はどういったものがあるのでしょうか?
①ガソリン代 ②車検代(2年に1回) ③駐車場代 ④自動車税 ⑤メンテナンス代 ⑥強制保険 ⑦自動車ローン ⑧任意保険
大まかに、これらの費用が必要です。もちろん、故障などがあれば、車の修理費なども必要になってきます。これらの項目は、車によって大きく変わってきますが、今回はそこまで車にこだわりがなく、軽自動車でも買おうかな? と思っている方を対象に書きたいと思います。
まず、軽自動車を対象に考えた場合、下記の項目はほとんど普通車と変わらず、年間で約30万円の維持費が必要になります。
①ガソリン代 約8万円(燃費:15km/L, 125円/L, 年間走行距離:1万km)
②車検代(2年に1回) 約4万円
③駐車場代 約12万円(1万円/月)
④自動車税(軽自動車税) 約1万円
⑤メンテナンス代 約2万円
⑥強制保険(自賠責保険) 約1万円
自動車ローンの支払いについては、自動車の本体価格に大きく依存しますので維持費からは、除外します。維持費の中でも一番大きくなるのが、⑧の任意保険です。
■任意保険の考え方対人、対物など何かの時のために絶対に入っておかないといけない任意保険ですが、条件によって大きく変わってくるのもこの保険です。
実は任意保険の金額を考えた際、基本的な金額は普通車とほとんど変わりません。
では、何が大きいのか? というと車両保険の金額です。普通乗用車には、「型式別料率クラス」というものがあり、これが軽自動車と普通自動車の保険料の大きな違いです。
「型式別料率クラス」とは、車の種類によって事故を起こす件数や、事故を起こした際の損害額が異なるので、保険料に差を付けようという仕組みです。
例えば、スポーツカーとファミリーカーでは、単純にスポーツカーの方がスピードも出ますし、事故を起こした際の損害額も大きくなるので、車両保険は高額になります。
この「型式別料率クラス」ですが、軽自動車には設定がされていません。つまり、軽自動車であれば車両保険が一律の金額になっているのです。
参考までに、軽自動車で、車両保険がなく、保険の対象を21歳以上にした場合、任意保険料は年間6万円ほどになります。しかし、車両保険を入れると年間約12万円と金額は2倍になります。
■任意保険を安くするために実は、この任意保険も安くするための方法がいくつかあります。
①車両保険に入らない先ほどもお話したように、対人・対物は絶対に入らないといけません。この保険に入っておらず、事故を起こしてしまったがために、大きな借金を作ってしまったというケースは少なくありません。
しかし、車両保険は自分の車が壊れた時の保険なので、加入が絶対ではありません。
そもそも、この記事を読んでいるあなたは、基本的に車は交通手段と考えていらっしゃると思いますので、新品の高級車は選ばないのではないでしょうか?
中古のそこまで高くない車であれば、車両保険に無理して加入する必要はないでしょう。
②親が入っていた保険を引き継ぐ保険には等級という考え方があり、等級が上がると保険料が安くなっていきます。親が今まで使った保険を引き継ぎ、保険の対象年齢を下げることで、通常の保険料よりも安い金額にすることができます。
■まとめいかがだったでしょうか?車の維持費について、理解が深まりましたか?
最近では、いろいろと充実していて、格安で車検ができるサービスやインターネットから加入することで、保険料を安くしているところもたくさんあります。
目に見える車の価格だけではなく、年間の維持費にも注目して、しっかりと計画を持ったカーライフを手にいれてください。
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