なんとなく留学したいけど……あと一歩が踏み出せないとき、考えるべきことは?【あたその大学生お悩み相談室】

学生の窓口

みなさん、こんばんは。あたそです。

さて、7月も中旬に差し掛かっているということで、大学生のみなさんは課題提出や試験勉強に追われている最中ではないでしょうか? どうです、徹夜してます? そろそろ、寝てない・勉強してない自慢が始まる時期なのではないでしょうか?
とはいえ、課題や試験が終われば、長い長い夏休みですからね……もうどのように過ごすか、決めている方もいるんでしょうかね? 2か月も休めるのかぁ~、本当にうらやましいです。話には聞いていましたけど、社会人になると本当に休みが取れないので、満喫していただきたいですね。

それでは、さっそく今回のお悩みです。

・留学をする勇気が出ない!
留学をしたいがTOEICのスコアや費用が気になってなかなか踏み出せない(女性/大学1年生)

■まずは、留学したい本当の目的を考えてみて!

まず、なぜ留学したいのでしょうか? 今一度考えてみましょう。英語が喋れるようになりたい? 就職に有利だから? 将来的なスキルアップのため? 「大学生のうちに海外に行ってみたい、留学したい」なんて、たいていの人が一度は考えるんですよ。実行に移さないだけで、大半の人が検討したことがあるはずです。

実際に留学を考えている人の主な理由って、「英語を話せるようになりたい」「海外の文化に触れたい」とか、それくらいだと思うんですよね。でも、英語って本当に海外に行かなければ身につかないのでしょうか? 私はそうは思いません。今は、日本にいながらにしてネットでレッスンを受けたり外国人の友達を作ったりすることも可能ですからね。留学ではなくて旅行であまり日本人のいない国に行って、自分の英語がどのくらい通じるのか試してみてもいいかもしれません。この相談者はまだ1年生ですし、まずは身近なところで自分の能力や向上心を見極めることから始めてみてもいいんじゃないですかね。

それでもやっぱり留学が気になるという場合。TOEICの点数は勉強してどうにかしましょう。本当に留学したいならそれぐらいできるはず……私自身は受けたことがないのですが(笑)。

次に、留学資金ね! 行き先や通うスクールにもよりますが、高いですよね。お金の問題って難しいけれど、これも工夫次第でなんとでもなります。まず、死ぬほどアルバイトをして計画的に貯める。あとは両親・祖父母に頼む、奨学金を借りる……などいろいろな方法があります。大学生ってけっこうすごくて、学ぶ意欲があれば、手を貸してくれる団体がそれなりに存在していたりするんですよね。私の友人は、学校や学会相手にプレゼンをし、モロッコの少数民族の村に滞在して研究するための費用を募っていましたよ。

留学する決意が固まったら、お金や語学力のこと以外にもいろいろと準備をする必要があるはず。自分がなにをしなければならないのか? どんな手段で行くのがいいのか? など、リストアップして具体的に考えてみたらいいんじゃないですかね。

■やりたい気持ちがあるなら、まずは挑戦してみればいい。「できない」「やらない」理由なんて見つければいくらでもある!


なにか新しいことを始めるときには、誰しも不安や心配ごとが頭をよぎるもの。上手くいかない理由ばかり浮かんできたり、「結局失敗しちゃうかもしれない」と、誰だって考えます。でも、本当にやりたいことだったらなんだってできるはずなんです。

「なにか挑戦したい」と思う理由は、将来のことや自分の精神に関わることなど抽象的ですが、やらない・できない理由って「お金がない」とか「時間がない」とか「世間体が気になる」とか、わりと具体的なものが多いんですよ。だから、なにかやりたいことがあっても「この障害物があるからできない」と諦めてしまう人がたくさんいるんだと思います。

アントニオ猪木も「元気があればなんでもできる!」って言っていますけど、これは本当。自分のやる気さえあればなんだってできると私は思います。失敗したってまだ若いんだし、どう転んだってなにか目標に向かって頑張れたことは、自分の人生にとって絶対にいい経験になると思いますよ。やらない後悔より、やる後悔ってやつですね。悩んでいてもしかたないから、まずは留学に向けて調べてみるとか資料を集めるとか、できるところから始めてみたらどうでしょうか?

■まとめ

まずは、目的や目標を明確にして、直近で何ができるか考えてみるといいかも? ネットで調べる、先輩に話を聞く、資料を請求する……など、方法はたくさんあるし、意外とすぐに潰せる不安要素があると思います。

不安や心配なんてどんなことにも付きまといます。自分が本当にやりたいなら、できない・やらない理由を探すよりも、なんで自分が留学したいのか、じっくり考えてみたらいいと思います!
……なんか今回、まじめになってしまったなぁ (笑)。

文・あたそ
神奈川県横浜市出身。約9カ月かけて世界を放浪した後、現在ぼちぼちの社畜ブス。安月給。Twitterでの非モテ・容姿に対する自虐、音楽ネタのツイートが人気を博し、現在フォロワー数は70,000人を突破。そのほか恋愛コラム、音楽ライター、バンドのニュースリリース、イベントへのコメント寄稿などでも活躍中。2014年から開催されているトークイベントも3年連続で大盛況のうちに終了。またの名をTwitter界のニュー卑下アイドル。

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