天才テリー伊藤対談「ジミー大西」(3)スペインに行くと男の夢が実現した (2/2ページ)
向こうは下もスッポンポンなんですよ、テリーさん!
テリー じゃあ、ジミーちゃんも全裸になって、そのビーチに行ったんだ?
ジミー ええ、だけど新参者の僕はパンツのところだけ肌が白くて、ケラケラ笑われちゃいました。
テリー どうせ女の裸が目当てなんだろうけど、日本の混浴だって、おばさんばっかりじゃない。
ジミー それが、若い娘もたくさんおるんです。だから、窓からヌーディストビーチが眺められる部屋を借りて。
テリー いつでも美女のヌードが見られるなんて、天国じゃない!
ジミー ホンマ、男の夢ですよね。だから、朝と夜の涼しい時にバーッと絵を描いて、昼はヌーディストビーチに行って興奮して、みたいな生活を送ってたんです。
テリー 鼻血モノの3年間だね。それだけいい思いをしたら、絵筆も進むだろう。
ジミー そうですね、その頃は50号を1週間ぐらいで描いてまして、結局100点ぐらいたまったんですよ。で、会社に連絡したら「まず海外での評価が欲しいから、スペインで個展を開こう」ということになったんです。
テリー ああ、当時新聞で読んだ気がするなぁ。「ジミー大西が、海外で大きな評価を得ている」って。
ジミー はい、内覧会のレセプションにもたくさんの取材の方に来ていただいて。その後、日本でも個展で全国を回ることになりました。
テリー じゃあ、またスペインに行けば、スランプも脱せるかもしれないね。
ジミー いえ、もう結婚してるので、さすがにそれはアカンと思います(笑)。