市川海老蔵の憔悴した姿に梨園関係者も不安視「歌舞伎座の呪い」の声も

デイリーニュースオンライン

Photo by PHOTO AC(写真はイメージです).jpeg
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 先月22日に亡くなったフリーアナウンサー・小林麻央さん(享年34)の誕生日にあたる7月21日、小林麻央さんのブログにファンから多くのコメントが寄せられ、話題になっている。

 コメント欄には、35歳になるはずだった麻央さんへ「お誕生日おめでとうございます」「ご家族もきっとこの日を迎えたかったかと思います」といったたくさんのメッセージが書き込まれている。

 同時に夫である歌舞伎俳優の市川海老蔵(39)もこの日は朝から頻繁に更新。ブログではファンに感謝の言葉を添えながら、毎年誕生日には薔薇の花束を送っていたエピソードを明かした。そして「お誕生日おめでとう。心から愛してる」と麻央さんに向けてのメッセージが添えられていた。

 また誕生日が明けた22日の海老蔵のブログには、前向きな気持ちが綴られている。投稿ではポジティブな気持ちで朝を迎えたことが綴られており、朝のトレーニングの様子の写真も投稿された。「凄い奴になれるように」と題されたブログのタイトルには、「つかれている時こそ逃げずにさらに追い込む、これが凄い男を作る」という金言をもらったことを紹介し、トレーニングにより気合を入れ直すという意気込みが添えられていた。

「連日ハイペースでブログ投稿を続ける海老蔵ですが、ここ最近の自身の写真はやつれた表情に見えるときもあり、ファンの間では心配する声が囁かれていました。本人は気丈にしているようですが、連日の舞台出演に加え、心労がないはずはない。正直、疲れ切ってるのではないでしょうか」(芸能記者)

■“歌舞伎座の呪い”を断ち切れるか?

 こうして日に日に痩せていく海老蔵に、梨園関係者からも心配する声も増えているようだが、一部ではここ数年連続で起きている歌舞伎界のトラブルとなぞらえ「歌舞伎座の呪いだ」という関係者もいるとか。

「東銀座にある現在の歌舞伎座は、2013年4月に新たに立て直されています。しかし工事に取り掛かった2010年4月から、歌舞伎界では良くないことが頻発しているのです。2011年には人間国宝であった中村富十郎さん、中村芝翫さんが相次いで亡くなりました。また翌年には中村雀右衛門さんと中村勘三郎さんも亡くなっています。また、市川染五郎(44)が舞台の奈落から落ちてケガを負うということもありました。ゲン担ぎを重んじる歌舞伎界では、こうした状況の連続に不安視する声もあるほどです」(前出・芸能記者)

 さらに海老蔵自身も、2010年に都内のバーにて暴行事件に遭遇し重傷を負っているのに加え、2013年には父である市川團十郎さんを肺炎で亡くしている。こうしたことからも、海老蔵自身に何か降りかかってしまわないかという声があがるのも当然なのかもしれない。

「海老蔵が頻繁にブログを更新したり、前向きな気持ちを表明するのは、そうした流れを断ち切る意味もあるのかもしれません。プラス思考で前向きな気運を自分に呼び込みたいという気持ちもあるのでしょう」(前同)

 “偉大な女性であり妻”として、世界でも注目を集める今は亡き麻央さん。海老蔵はこうした前向きな取り組みによって、歌舞伎座の呪いに関するジンクスを一蹴させたいという気持ちもあるのかもしれない。

文・佐々木浩司(ささき・こうじ)
※1980年群馬県生まれ。スポーツ誌の契約記者を経てフリーに。現在は主に、週刊誌やビジネス誌で活動中。得意分野は芸能、プロ野球、サッカーなど。主な著書に『洗脳のすべて』(宝島社)など。
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