ワシントンD.C.を舞台に、大学生を対象にしたグローバル人材育成プログラムを提供。世界をリードする米国のビジネス習慣や文化を体験する実践型研修 (2/3ページ)

バリュープレス



JGIではそうしたグローバルな人材に必要な素養を身につけるプログラムを用意。国際機関を訪問し、各分野の専門家との面談や意見交換する機会を通じて、その土台作りをします。その中でビジネス習慣であれば、チームワーク重視の日本と個が尊重される米国、あるいは謙譲が美徳の日本と自己主張する米国という違いを感じるでしょう。そのような基本的な習慣や価値観の違いは日本国内にいてはなかなか理解することはできません。世界で通用するためには、自ら外に出て世界基準を身につける以外にあり得ないと考えます。

■様々な人との面談で学生に刺激、グローバル社会の影も体験
ワシントンD.C.での面談者の中には、日系2世で第二次大戦中に収容所に収容され、その後、NASAに勤務してスペースシャトルのミッションを2度経験された方もいます。異国の地で苦労を重ねつつ、自ら努力して第一線で活躍することになった人の話を聞くことは、学生にとって大きな刺激となります。

また、世界銀行に勤務する日本人専門家との面談は、将来国際機関や国際協力を目指す学生に、将来の方向性を考える上で大きな指針となるはずです。

ワシントンD.C.での研修は、グローバル社会の光と影を同時に体験できるという利点もあります。光は言うまでもなく、多くの世界的機関が集まる米国の首都で、国際的スケールでの異文化と多様性を経験できること。ダイナミックな社会体験を通じて、グローバル・マインドに触れることができます。

一方で、ワシントンD.C.は貧困率が約20%と極めて高いという影の部分があります。研修ではホームレスや貧困層への食事の提供を行うボランティア活動にも参加。グローバル社会の影の部分にも注目し、実体験してもらいます。

■きっかけは日本の将来への危機感、協賛企業も募集予定
代表の綿貫雅一が当協会を設立し活動を始めたのは、日本の将来に対する強い危機感が背景にあったからです。綿貫は長く米国に居住し、ワシントンD.C.の米州開発銀行に勤務。アジア各国が急成長する中、日本は長期の経済的低迷にあえぎ、人材も内向き志向になるのを感じていました。そうした我が国の現状を通じて見えてくる将来への危機感から、2014年春に20年間過ごした米国を離れ帰国。
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