内ももにすき間がほしい! 短期集中内ももダイエット
内ももの間にできるすき間に憧れる女性も多いのではないでしょうか。内ももにすき間があると、スキニーなどのピッタリとしたパンツをかっこよくはきこなすことができますよね。そこで、内ももにすき間を作る「短期集中トレーニング」の方法を、THE BODY RIDEのパーソナルトレーナー・尾形愛さんに教えていただきました。
■内ももがたるむ原因
なぜ、内ももがたるんでしまうのでしょうか。原因について聞いてみました。
尾形:内ももがたるんでしまう一番の原因は、内もも(脚)の筋肉を使わないことです。特に、オフィスワークの女性は歩く機会が少ないため、筋力が低下して脂肪がつきやすくなってしまいます。また、普段からヒールの高い靴を履いていると、歩くときに重心が前側になり、前ももの筋肉ばかり使ってしまうため、内ももがたるみやすくなります。
■内ももを短期間でスッキリさせる方法
夏になると、ショートパンツをはく機会もありますよね。少しでも早く内ももをスッキリさせたい女性は、どうすればいいのでしょうか。
尾形:早く内ももをスッキリさせたいという気持ちはわかりますが、だからと言って内ももだけを鍛えるのは非効率的です。大きな筋肉を鍛えて代謝を上げることで、脂肪が燃えやすい身体になることができます。身体の中で一番大きな筋肉は脚にあるので、まずは脚全体を鍛えることから始めてみましょう。食事にも気をつけながらトレーニングをしても、2週間~1カ月程度は必要です。
■内ももを引き締める筋トレ
内ももを引き締めるためには、脚全体を鍛えると効率的だとわかりました。それでは、脚+内ももを鍛えるトレーニング方法を、尾形さんに解説していただきましょう。
◇ワイドスクワット
(1)脚は肩幅よりも大きく広げ、つま先を45度に開きます。バランスを取るために腕はまっすぐ伸ばしてください
(2)ひざを曲げながら、ゆっくりと腰を下ろしていきます。この時、ひざがつま先よりも前に出ないように注意してください。ひざと床が平行になるくらいまでしゃがんだら、立ち上がります
尾形:しゃがむときは、お尻を後ろに突き出すようにします。息を吸いながら腰を下ろして、息を吐きながら立ち上がりましょう。15~20回を3セット行います。
◇アダクション
(1)肘をついて横向きに寝て、片脚を立てます
(2)下になっている方の脚をゆっくりと上げていきます。限界まで上げたら、ゆっくりと下ろしましょう
尾形:1回ずつ休憩を取らずに連続して行ってください。脚を下ろすときは完全に床につけないように注意し、床につくギリギリの所まで来たら、すぐに足を上げましょう。左右交互に20回を3セット行います。
■まとめ
内ももは、普段なかなか使う機会がないですよね。イスに座ったときに、脚をぴたっと閉じていられない人も多いのではないでしょうか。内ももの筋肉は、ダイエットだけでなく、生活していくうえでも必要な筋肉です。少しずつ鍛えて、メリハリボディを目指してくださいね!
(監修:尾形愛、文・安倍川モチ子)
※一部画像はイメージです