市川紗椰『ユアタイム』降板の理由とは?フジテレビも呆れた”非常識行動”

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市川紗椰『ユアタイム』終了を招いた?フジテレビが呆れた”非常識行動”
市川紗椰『ユアタイム』終了を招いた?フジテレビが呆れた”非常識行動”

 視聴率の低迷が続いた、市川紗椰(30)がキャスターを務める報道番組『ユアタイム』(フジテレビ系)の9月打ち切りが決まった。ショーンKことショーン・マクアードル川上氏(49)の降板騒動など、番組開始前から大揺れだった同番組だが、『週刊文春』(文藝春秋)は打ち切り決定の経緯として、フジテレビの経営幹部による「市川紗椰にニュースはできないよ」と鶴の一声があったことを報じている。

「市川は原稿の読み上げがまったく上達せず、噛みまくりのたどたどしい進行が改まりませんでした。視聴率は2~3%台の低空飛行が続き好転の兆しはなく、あとは誰が大ナタを振るうか、という状況でした」(テレビ局社員)

『文春』の報道では、打ち切りよりも先に市川の降板が決定。そのうえで番組の終了という事態に発展したことが報じられている。よほど、フジテレビの市川に対する評価は低かったようだ。その原因として、市川が番組前の打ち合わせに出席せず、現場の意を汲まない的外れなコメントをする場面が目立っていたことが挙げられている。

「政治や芸能関連では薄いコメントを繰り返す一方、趣味の相撲となると過剰に熱弁をふるっていました。そもそも、ニュースキャスター向きではなかったのかもしれません」(芸能誌記者)

 野島卓アナウンサー(50)ら共演者は市川の実力不足の巻き添えを食った形だが、市川がフジテレビの信頼を失ったのには、もう一つ大きな理由がある。

■キャスターなのにCM出演の御法度破り

 前出の芸能誌記者が振り返る。

「市川は今年2月からキリンビール『本搾り』のCMに俳優の大沢たかお(49)と出演しています。報道番組のメインキャスターである以上、客観性を保たねばならないので、キャスターが特定の企業のCMに出演するのは原則的にご法度です。市川サイドは、こうした慣習を破るだけでなく、CM発表当日までフジテレビに知らせておらず、局幹部の逆鱗に触れました」

 昨年4月にスタートしたユアタイムは、打ち切り説を常に囁かれながら、わずか1年半で幕を閉じることとなった。一番の話題は、初回放送前に発覚した、メインMCの予定のショーンKの学歴・経歴詐称疑惑。肝心の自ら発信するニュースは世間にまったく響かなかったとは、何とも皮肉な話だ。

文・鈴木雄二(すずき・ゆうじ)
※1977年、神奈川県出身。全国紙社会部に在籍し、警察・検察などの事件取材や、ブラック業界、芸能界などの分野を幅広く取材している。主な著書に「警察のすべて」(宝島社刊・共著)がある。
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