ピース綾部が24時間マラソンに急浮上?”NY行く行く詐欺”の笑えない現状
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24時間テレビ
ピースの綾部祐二(39)が「アメリカで活動する」と言って芸能活動を休止して早4ヶ月。8月になってもなお日本にいる。各番組で散々ねぎらいの言葉をかけられた同ツッコミ芸人の痛すぎる現状を、仲間たちがここぞとばかりにネタにし、ファンは「行く行く詐欺」「そもそもビザ申請してるの?」と呆れ口調。そんな最中、夏のチャリティー特番『24時間テレビ40 告白 ~勇気を出して伝えよう~』(日本テレビ系)にランナーとして出演するウワサまで上がっている。
■レッドカーペットの夢どこへ…芸人仲間にネタにされる末路
綾部は昨年秋、「レッドカーペットを歩くこと」を目標に、今年4月からアメリカ・ニューヨークを拠点に活動すると発表。それまでの仕事を全てキャンセルし、芥川賞を受賞した相方・又吉直樹(37)も温かく送り出してくれたが……。就労ビザがなかなか下りず、傍目には綾部が立ち往生しているように見えた。
しかし実際には「向こうで活動を本格化するのがそもそも今夏からだった」(芸能関係者)なんて声もチラホラ。4月からアメリカと日本を行き来して、8月にはアメリカに完全移住する見込みだが、一部メディアでは9月以降にズレ込む可能性も示唆している。
とはいえ世間の反応は手厳しい。綾部に「行く行く詐欺」「もう、アメリカ諦めたら」「そういう長期コントなの?」「なぜ観光ビザで行かないの? とりあえず3ヶ月行ける」「そもそもビザ申請してるの?」と途方もなく冷たい。
そんな綾部の痛すぎる現状を、芸人仲間も事あるごとにネタに。南海キャンディーズの山里亮太(40)は、映画『パワーレンジャー』のジャパンプレミアの壇上で「綾部より先にハリウッドデビューするとは」とニヤニヤ。ウーマンラッシュアワーの村本大輔(36)は映画『ラ・ラ・ランド』のイベントで「短期留学したい。綾部よりも先に行ったら面白いかな」と皮肉った。
「最近の“綾部イジり”は、マスコミイベントでも報道陣・観客を巻き込んで笑わせるパワーがある。『あれだけカッコつけてたのにまだ日本にいるの?』という皆の共通認識が笑いを生みやすく、芸人仲間をアシストしている状況」(報道関係者)
“日本滞在”を続ける綾部に今浮上しているのが、『24時間テレビ』へのランナー出演説だ。
品川庄司の品川祐(45)が8月1日放送の『5時に夢中!』(TOKYO MX)に出演して同番組に言及。綾部が「毎日10キロ近く走ってる」と明かし、「最後の大仕事というか、アメリカに行く前に24時間やってもいいんじゃないか」とランナーにプッシュした。
今年の『24時間テレビ』は、恒例のマラソン企画のランナーが放送当日に発表される。日テレサイドは、対象となるランナーは「走る理由のある人」だと話し、詳細を煙に巻いている。
夏に本格始動する予定の綾部には「アメリカンドリームを追う」という大義名分がある。『24時間テレビ』で感動のフィナーレを飾って今度こそアメリカに渡る、というのはあながち夢ではないが……。
「時間があり余っているというのが最大の理由だろうが、『24時間テレビ』はギャラがいいし、本人も満更でもないのでは。ただし、就労ビザの取得に難航している綾部を日テレが起用するかは怪しい。そもそも茶番と化した綾部の現状に付き合わないだろう」(前出・報道関係者)
未だに先行き不透明の綾部。放送日当日、誰に請われずとも、ランニングウェアを着て武道館に姿を現し、視聴者の失笑を買うかも?
- 文・佐々木浩司(ささき・こうじ)
- ※1980年群馬県生まれ。スポーツ誌の契約記者を経てフリーに。現在は主に、週刊誌やビジネス誌で活動中。得意分野は芸能、プロ野球、サッカーなど。主な著書に『洗脳のすべて』(宝島社)など。