日テレ・水卜麻美アナ、番組卒業で気になる”フリー転身”の具体案
日本テレビの水卜麻美アナウンサー(30)が、9月いっぱいで『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)を卒業することを発表された。10月からは朝の情報番組『スッキリ!!』(同)のMCに就任する。
水卜は『ヒルナンデス!』がスタートした2011年3月から、6年半レギュラーを担当しており、水卜にとっては入社1年目から現在に至るまでの長期担当番組となった。番組のMCをつとめるウッチャンナンチャンの南原清隆(52)は、9月は「水卜ちゃんありがとう月間」と題して、さまざまな企画を用意しているとコメントし、番組全体で水卜の卒業を盛りたてていくようだ。
水卜は“ミトちゃん”の愛称で、豪快な食べっぷりと親近感のあるキャラクターで人気女子アナの地位を確立してきた。そんな水卜も今年30歳となり、番組卒業をきっかけに、新たなターニングポイントに立たされていると各メディアが伝えている。
人気女子アナといえば囁かれるのが、フリーへの転身だ。水卜も例にもれず、かねてからフリー転身説が囁かれてきた。以前、関ジャニ∞の横山裕(36)との交際疑惑が報じられると、日本テレビは二人が共演している『ヒルナンデス!』をはじめ、各種レギュラー番組からの水卜の降板も検討されたという。このタイミングで水卜もフリー転身を考え始めたようだが、ここへきて日本テレビ側の対応に変化が見られるという。
■“水トちゃん人気”を甘く見ていた日本テレビ
「水卜が現在の日テレの看板アナウンサーであることは違いありません。『好きな女子アナランキング』でも毎年のように首位を飾っているところを見ると、むしろフリーで手放すことの方が惜しいと感じたのでしょう。まずは水卜に局に留まってもらうことが先ですので、このところ急に彼女の希望を聞き始めるようになったと言われています。また水卜は、同性からの人気も高い希少なアナウンサーです。彼女の代わりになるアナウンサーを見つけるのはなかなか難しいですし、日テレはかなり気を使っているようです」(芸能記者)
水卜の人気はスキャンダルでは変わらなかった。最近では水卜に給与の交渉もしているとの話もあり、手のひらを返したかのような待遇に、本人も困惑しているのだとか。水卜は26日~27日にかけて放送される『27時間テレビ』でも、総合司会の大役をつとめることにもなっている。まだまだ日テレの“ミトちゃん”の看板を背負うことになり続けることになりそうだ。
- 文・佐々木浩司(ささき・こうじ)
- ※1980年群馬県生まれ。スポーツ誌の契約記者を経てフリーに。現在は主に、週刊誌やビジネス誌で活動中。得意分野は芸能、プロ野球、サッカーなど。主な著書に『洗脳のすべて』(宝島社)など。