リハビリ中は「草の根」。サントリー真壁伸弥、連覇&代表復帰へ切り替え。 (2/2ページ)
だったら、ラグビーの普及ができるな、と。好きなことをさせていただきました」
一昨季までチームの主将を務めた真壁は、周りに追われながら連覇を目指す今季を「そこが難しいところ」とシビアに見つめる。この日も仲間がトライを決めた後の円陣で、その先のプレーについての重要項目を大声で伝達。引き締め役を買って出ていた。
「自分が主将をしていた時も、優勝した次の年(2013年度)にタイトルを獲れなかった。いまはその時からチームにいて、チャレンジャーになる気持ちがいかに大事かをわかっているメンバーもいるので、しっかりとやっていきたいと思っています。慢心してはいけない」
11月にある日本代表ツアーへの選出に向け、まずはサントリーの背番号「5」の役割を全うする。
(文:向 風見也)