お酒の疑問!飲むと記憶がなくなるのはなぜ?酔いレベル別に症状を解説 (2/4ページ)
脳の部位別の役割
脳の部位によってもアルコールの影響は異なります。
■ 大脳皮質:人間ならではの高等な思考をつかさどる
■ 辺縁系:本能的な欲望や感情をつかさどる
■ 海馬:記憶の書き込みや呼び出しを行う
■ 小脳:運動のなめらかさをつかさどる
■ 延髄:呼吸や体温調節など生物としての基本的な機能を行う
アルコールの程度を表す指標
・血液中のアルコールパーセンテージ(%)
・血液中のアルコール濃度(mg/dl)
・飲酒検問で検査される呼気中のアルコール濃度(mg/呼気1リットル)
血中アルコール濃度の違いによる症状
血中アルコール濃度が0.05%未満
大脳皮質には影響が及びますが、辺縁系・海馬・小脳・延髄は正常に作動しています。
大脳皮質のうち、感情を制御する前頭葉の働きが落ち、少し陽気になる場合があります。