ハリボテ内閣は前途多難!? 安倍政権「7つの爆弾」 (2/5ページ)

日刊大衆

ASKAの愛人として有名になった栩内香澄美氏に接近していたという情報もあり、当時は安倍首相に“二度と出席しないように”と厳重注意されたという話です。さらに16年には『週刊文春』で、銀座通いも暴かれました」(前同)

 今井絵理子議員の火消しもままならない自民党にとって、これ以上の不倫スキャンダルは致命傷だ。それに加えて、第2の爆弾となりそうなのが留任組の造反。今改造で、このところ安倍首相との不仲説が流れている麻生氏の力が、さらに増しそうだという。

「拡大路線を取る麻生派は7月の都議選後に山東派を吸収し、59人に膨れ上がった。これで、細田派に次ぐ巨大派閥になりました。首相も今後は麻生派の意向を無視できません。都議選の投開票があった7月2日夜、東京・四谷の高級フランス料理店『オテル・ドゥ・ミクニ』で、安倍首相、麻生氏、菅氏、甘利明元経済再生担当相の4人がテーブルを囲んだのですが、そこでは麻生氏から安倍首相へ、ゴリ押し同然の要請があったといいます」(事情通)

 その内容は次の通り。「(麻生派は)第2派閥になったので、内閣改造では複数の閣僚を入閣させたい。次の政権では、必ず消費税増税を行うことも確約してほしい。それから、甘利さんを重要閣僚に据えてほしいと迫ったそうです。首相はこれに対し、“承っておきましょう”と回答したといいます」(前同)

 それゆえ、一時、“甘利氏入閣説”も囁かれたが、「不起訴になったとはいえ、都市再生機構(UR)へ口利きを依頼したとして刑事告発された甘利氏の入閣はリスクが高く、安倍首相としては頭の痛いところでした。それでも安倍首相は、お友達でもあった甘利氏をなんとか重要ポストで起用しようとしていたんです。ただ、閣僚は難しいと判断され、党総務会長に据える方向で調整が進んでいたんですが、改造直前で稲田さんを辞めさせざるをえなくなるなどの失態が続いたため、見送りになったようです。強引に甘利氏を復権させたら、マスコミにまた書き立てられますからね。

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