中居正広、27時間テレビでさんまとの企画中止にあった”ジャニーズの強権発動”

デイリーニュースオンライン

Photo by Pixabay(写真はイメージです)
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 SMAP元メンバーの移籍問題は多方面に影響を及ぼしている。その一例ともいえる“事件”が勃発した。火付け役は大物芸人・明石家さんま(62)。明石家さんまは中居正広(45)と2000年から、フジテレビの『27時間テレビ』における深夜帯の生コーナー「さんま・中居の今夜も眠れない」で共演。互いに仕事や私生活をぶっちゃける内容が好評を博していたが、今年は急きょとりやめとなってしまったのだ。

 その背景について、テレビ局社員は次のように語る。

「今年の『27時間テレビ』の放送開始日は9月9日。奇しくも、稲垣吾郎(43)、草なぎ剛(43)、香取慎吾(40)のジャニーズ事務所の退社と同じ日です。一時は退社組の最右翼と目されながら残留を選んだ中居には、曰くつきのタイミングなので、今回は異例の中止となったようです」

 中居は公の場で今回の独立問題について口を開いておらず、さんま相手に何を語るか注目されていた。関係者にとっては期待外れの結果となったが、こうした事態にさんまが遂に不快感を示した。

 8月12日の関西ローカルのラジオ番組『ヤングタウン土曜日』(MBSラジオ)で、さんまはコーナー中止について言及。

「やりたいって言ったんですけども、今はジャニーズ事務所も『今、中居を生放送でさんまさんと絡ませるのは』っていうことでペケになった」

 と、中止の判断はジャニーズの意向であることを明かし、チクリと批判した。

■昨年も独立騒動ネタで荒れた『27時間テレビ』

「昨年の『今夜も眠れない』では、公開処刑にまで至ったSMAP独立騒動をさんまがネタにしました。事前に独立についての噂を耳にしていたことを明かし、黒幕とされる飯島三智チーフマネージャー(59)の近況を聞いたり、『お前はおれを木村派みたいな目で見てるやん』など、木村拓哉(44)と中居側との対立もイジりました。一方で中居は、さんまのツッコミに防戦一方。『今は円滑にやってます』などと円満をアピールしましたが、その3週間後にSMAPは解散を発表。中居の白々しさが目立ちました」(芸能誌記者)

 昨年の失敗を教訓に、大荒れが見込まれるさんまとの対談を回避した中居サイド。だが、20年以上にわたって歩みをともにした仲間が事務所を去る日、中居はどのような心境に至るのか。一時は運命を共にするはずの立場だったからこそ、何らかの情報発信を期待したい。

文・鈴木雄二(すずき・ゆうじ)
※1977年、神奈川県出身。全国紙社会部に在籍し、警察・検察などの事件取材や、ブラック業界、芸能界などの分野を幅広く取材している。主な著書に「警察のすべて」(宝島社刊・共著)がある。
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