宮迫は2000万!? しくじり芸能人「驚愕の違約金」

日刊大衆

宮迫は2000万!? しくじり芸能人「驚愕の違約金」

 スターになれば、一般では考えられない巨万の富を得ることができる芸能界。だが、一度しくじれば……!!

 お笑いコンビ「雨上がり決死隊」の宮迫博之(47)が窮地に立たされている。その理由は、『週刊文春』(8月9日発売号)にスクープされた不倫疑惑なのだが、「記者の直撃に、“(疑惑は真っ白ではなく)オフホワイト”と芸人らしい切り返しをしていましたが、8月11日、レギュラー番組『バイキング』(フジテレビ系)では、“一線は越えていない”と釈明。騒動の沈静化を図りました」(芸能記者)

 だが、16日、出演していた保険会社『アフラック』のCM動画が公式サイトから削除され、22日放送の『火曜サプライズ』(日本テレビ系)のゲスト出演が見送られるなど、さまざまな影響が出始めている。そんな中、大晦日の特番『笑ってはいけない○○』シリーズ(日テレ系)の「浜田、松本、アウト~」の声でもおなじみの、よしもとクリエイティブ・エージェンシー新社長、藤原寛氏が自ら関係各所に謝罪行脚に赴いているという。

「藤原さんは大人気で、謝罪に行くと、“宮迫、アウト~”と言ってほしいと求められるそう(笑)。期待に応えて笑いを取りながら、なんとか丸く収めているそうです。それもあり、レギュラー番組には大きな影響はなさそうです」(放送作家)

 とはいうものの、CM動画の削除はやはり痛い。一説によると、2000万円もの違約金が発生したそう。「芸能界はイメージや好感度が命。それが大きな利益を生むことになりますが、不祥事を起こせば、逆に、違約金となって本人に降りかかってきます。CMは不祥事を起こせば契約金の“3倍返し”が慣例ですし、撮影済みなのに放映や公開ができなくなったドラマや映画は、それ以上。撮り直しともなれば、その費用も乗っかってきますから、莫大な金額になってしまうんです」(芸能レポーターの川内天子さん)

 だが、2000万円など、まだかわいいほう。6月に未成年女性との飲酒事件が明らかになり、所属事務所から無期限活動停止処分を受けた小出恵介(33)の違約金は、実に約10億円にものぼるといわれている。

「放送直前だった、NHKの主演ドラマ『神様からひと言』は放送中止になりました。NHKは、小出が出演したドラマ『スリル!』のオンデマンド配信も休止を発表しており、こちらでも大きな損害が出ているといいますから、NHKだけでも違約金は1億円を超えそうです」(女性誌記者)

 7月から動画配信サービス「ネットフリックス」で配信予定だった、明石家さんまプロデュースドラマ『Jimmy~アホみたいなホンマの話』も配信がストップ。7月ドラマ『愛してたって、秘密はある。』(日テレ系)も降板となった。

「日テレは、小出所属の大手プロに貸しを作ったほうが得策と、違約金を要求しなかったとも伝わっていますが、それでも事務所の損失は膨大です。小出をクビにしていないのは、しっかり働かせて回収させたいという思いからでしょう」(芸能評論家の三杉武氏)

 この小出と並ぶ10億円クラスの違約金が発生したといわれているのは、女優、タレントとして人気絶頂にありながら、2月に突如として芸能界引退と出家を発表した、清水富美加(22)だ。

「出演していたCMが、花王『ニベア』とコスモ石油、公開を控えた映画『暗黒女子』『笑う招き猫』『東京喰種』が3本、レギュラー出演していた『にじいろジーン』(フジ系)なども突然の降板で、関係者は対応に追われたといいます。他にも、決まっていた仕事はすべてキャンセルになっていますから違約金は巨額です」(芸能プロ関係者)

 現在は「千眼美子」の法名を名乗り、芸能活動も再開。来年公開の映画、その映画の主題歌でCDデビューすることも決まっている。

 夫婦で合計10億5000万円もの巨額違約金を背負うことになったといわれるのは、黒木メイサ(29)と赤西仁(33)。12年、事務所やスポンサーにも報告ナシの“デキちゃった結婚”で、黒木6億、赤西4億5000万円という桁違いの額の返済義務を負ったという。

「黒木は多くのCMが打ち切りとなり、赤西は全国ツアーが中止になりましたから、当然と言えば当然です。現在、黒木は仕事が順調で、日本では活躍の話が聞こえてこない赤西も、実は中国では大人気。夫婦仲も良好で、12年9月に生まれた女児に続き、今年6月には、2人目となる男児が誕生しています。夫婦力を合わせて違約金を返しているようですよ」(音楽関係者)

 2人で頑張っているのは、13年に“自宅連れ込み不倫”が発覚し、俳優の中村昌也と離婚した矢口真里(34)も同じ。CMが打ち切られるなどで、合計1億円もの違約金が課せられたが、「不倫相手だった元モデルの梅田賢三は、モデルをやめて会社員になり、2人はワンルームマンションで節約生活をしながら、コツコツ違約金を返済。今秋にも完済するといわれています。先日、矢口の口から、梅田との再婚宣言が飛び出したことも、返済のメドが立ったからでしょうね。ちなみに今の矢口の好物は、すき家の牛丼だそうです」(前出の芸能プロ関係者)

 完済が近いといわれているのは酒井法子(46)も同じ。09年の薬物逮捕で、5億円もの違約金を背負い、立て替えてくれた、当時の所属事務所・サンミュージックへの返済義務があったが、「地道なパチンコ営業と中国人ファンがチケットを爆買いするディナーショーで、完済間近ともいわれています」(前出の音楽関係者)

 では、まだ記憶に新しい、川谷絵音との“ゲス不倫”で全CM、全レギュラー番組を降板することになったベッキー(33)はどうか。「4億円を事務所のサンミュージックと折半して支払っていますが、結局、レギュラー番組への復帰もかなわず、返済には時間がかかりそうです。のりピーの事件で事務所が負債を負い、その返済に大いに貢献したベッキーは当時、“なんで私が!”と不満を漏らしていたといいますが、完全なブーメランとなってしまいましたね」(前出の放送作家)

 復帰にあたり、ベッキーはお笑い班に異動。「26日、日テレの『24時間テレビ』のウラで、『ゴッドタン』(テレビ東京)の人気企画“マジ歌選手権”に出演して、自身をネタにするなど、なりふりかまわぬ回収モードに入っています」(芸能プロ関係者)

 昨年12月、薬物疑惑が報じられ、突如、芸能界を引退した成宮寛貴(34)の違約金は、3億円といわれている。「出演予定のドラマを降板。4社のCMが放送中止になりましたから、致し方ないでしょう。成宮は、半分の1億5000万円を現金で払い、マレーシアへと高飛び。現在は国内におり、飲食店開業の準備を進めているという話が聞こえてきます」(夕刊紙記者)

 昨年逮捕され、所属事務所を解雇された高畑裕太(23)も、決まっていた仕事のキャンセル料や収録済みの番組の再編集費などで、約1億円の違約金が発生したとされる。

「母親の高畑淳子は2億5000万の豪邸を建てたばかりで、元の自宅を売却して支払いに充てたようです。撮影中だった映画の再撮影費数千万円も、母・淳子がドンと一括で支払ったとか」(芸能プロ関係者)

 一夜の火遊びが招く、「痛い」では済まない大火傷。やはり芸能界は恐ろしい!

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