SMAP元メンバーの稲垣吾郎（43）、草なぎ剛（43）、香取慎吾（40）の分裂3人組がジャニーズ事務所退社を去る”Xデー”の9月8日が目前と迫る中、トリプルでの結婚ラッシュという一大サイプライズが起きる可能性が浮上した。9月5日発売の『週刊女性』（主婦と生活社）が報じている。

　記事では、香取がフリー初日の9月9日、20年来の関係とされる年上女性と入籍。この流れに乗り、草なぎ、稲垣も続々と身を固めることもありうると指摘している。

「香取と年上女性の関係は公然の事実とされている。ただし、事務所が結婚を許さなかったため、事実婚状態が続いていた。独立してジャニーズという障壁がなくなることで、香取もケジメをつけられやすくなるということ。その一方で、『週刊文春』（文藝春秋）が報じた、2人と行動を共にする“謎の少年”について、香取は自分の子供ではないと否定している。結婚を発表した場合、その辺りにどう整合性をつけるのか注目されている」（芸能記者）

　こうした中、事務所を去っていくかつての仲間への贖罪であろうか、中居正広（45）にある決心が芽生えているようだ。

■ジャニーズ残留で俳優話を譲る中居正広、がめつい木村拓哉

　また、同日発売の『女性自身』（光文社）では、中居が当面、バラエティ方面に専念し、俳優業を自粛する方針であることを伝えている。3人は今後、飯島三智・元チーフマネージャー（59）経由のアジア圏での映画・ドラマ出演が見込まれている。このため、彼らが俳優にシフトしやすいように、中居が仕事を譲るかたちになっていることが挙げられている。

「稲垣は8月にテレビ出演した際、俳優への熱い思いを語っています。香取や草なぎも、退社によってテレビ出演の機会が減ることから俳優に活路を見出さねばならくなるでしょう。中居の俳優自粛は、3人の事情を考慮した惜別のエールとも言えます」（前出・記者）

　中居が気遣いのはなむけを見せる中、オレ様街道を突き進むのが木村拓哉（44）だ。現在は、来夏公開映画『検察側の罪人』の撮影真っ最中。来年1月からテレビ朝日の連続ドラマに主演する話や、別の映画出演の噂も浮上している。

「木村にはトーク番組のMCとしての起用の話があったものの間もなく消滅。もともとトーク力や協調性に欠けるため、役者で身を立てていくしかなさそうです」（テレビ局社員）

　かつての仲間が去ろうとする中、木村はどのような思いを抱いているのか。その胸中が気になるところだ。

文・真田栄太郎（さなだ・えいたろう）

※1大学在学中にフリーライターとして活動を始め、『東京ダークサイドリポート』（ワニマガジン社）、『週刊宝島』（宝島社）、『Hot Dog Press』（講談社）などに寄稿。現在は週刊誌の記者・編集者として事件、芸能取材に奔走する