斉藤由貴のキス写真が要因?渡辺直美『カンナさーん!』視聴率が急落のワケ (2/2ページ)
■斉藤由貴に用意された”逆転の演出”も肩透かし?
また劇中で、斉藤が演じる嫌味ったらしい姑役を利用して、制作側がある仕掛けをしたともされているのだという。
「斉藤は、不倫をした渡辺の元夫役を演じる要の母親役を演じているんですが、元嫁役の渡辺に対して、姑らしい説教をするシーンが多々出てきます。斉藤のリアルな今の状況を考えると、多少控えたほうが良いような演出ですが、テレビ局はこのような説教シーンを敢えて織り込むことで、批判されることを承知として、脚本に組み込んだのではないかと一部では言われているようです。いわゆる炎上を狙ったやり方ですが、むしろ反感を買ったようですね。視聴者からは、『斉藤が出ているならもう見ない』といった苦情も多く出てきているのだとか」(前出・芸能記者)
改編にあたる9月に入り、いよいよ今期のドラマも佳境に迫ってきたが、このままずるずると視聴率を落としたまま終わってしまうことになるのだろうか……。
- 文・海保真一(かいほ・しんいち)
- ※1967年秋田県生まれ。大学卒業後、週刊誌記者を経てフリーライターに。週刊誌で執筆し、芸能界のタブーから子供貧困など社会問題にも取り組む。主な著書に『格差社会の真実』(宙出版)ほか多数。