鈴木砂羽の”パワハラ土下座”騒動に新疑惑?降板女優2人で”異なる見解”の謎

デイリーニュースオンライン

Photo by Ricardo Bouyett(写真はイメージです)
Photo by Ricardo Bouyett(写真はイメージです)

 女優の鈴木砂羽(44)が演出を務めている舞台『結婚の条件』の出演者降板騒動が大きな話題になっているが、ここに来てどうやら終結を迎えそうだ。

 今回降板した鳳恵弥(36)、牧野美千子(52)が所属する事務所の社長・関口忠相氏が9月14日、『スポニチ』の取材に対して「はっきり言えば、私の中では収拾はついた」との旨を語った。関口氏は様々な部分で納得がいかないこともあるとしているものの「双方の見解の相違ということもある」とし、降板した二人についても「仕事のスケジュールは入っているし、気分を一新して次に向かってくれている」「気持ちの整理はほぼついている」としている。

 関口氏は、同日放送の『直撃LIVE グッディ!』(フジテレビ系)に出演したばかりだった。同番組では、脚本家でプロデューサーである江頭美智留氏(54)から報告を受け、鈴木の事務所のマネージャーからも謝罪の言葉があったと説明した上で、土下座強要について「個人としてはあった」との見解を示していたところだったが、どうやら水面下で様々な話が進んでいたということか。

「江頭氏のマネージャーが『砂羽さんに迷惑がかかることがあれば、法的措置に至る可能性もゼロではない』とコメントしていることから、先を考えて今回の騒動を収拾させたかった面もあったのでは。また、世論では分が悪い状況でもあったので、対立構造を避けたかったのでしょう」(芸能記者)

 13日に渦中の鈴木は「土下座をさせたという事実は一切ございません」と涙ながらにコメントしているが、真相はうやむやのうちに収束するのか。しかし、降板した女優の鳳恵弥、牧野美千子の両者ではコメントのニュアンスが微妙に異なるなど、きな臭さを漂わせている。

■土下座騒動は降板女優の売名行為?話題が大きくなりすぎた誤算

 今回の土下座騒動の発端は、鳳と牧野の事務所がホームページで降板とその理由に関するコメントを出し、鳳がブログで詳細を暴露したところから発覚した。しかしもう一人の女優である牧野の方は違った見解だったようだ。

「牧野はブログで『事務所に所属した以上その指示に従うのは当然ですが、もし、自分がフリーだったら、同じ結論を出さなかったかも』と鳳とは異なる見解を綴っています。こうした冷静な牧野のコメントを見ると、一部では鳳が『売名したかったのでは?』と疑問視する声もあるようです。直前に降板するという経緯も、そういった意図があったのではないかと推測する関係者も出てきている」(前出・芸能記者)

 仮にそうであるならば、昨今のよく見られる“炎上商法”ともいえるが、そのタイミングとしては非常に微妙な時期だったと記者は続ける。

「小規模な舞台の内輪揉めなので正直他にニュースがあれば、ここまで大きくならなかった。ただ偶然にも同時期に大きな芸能ニュースがないタイミングだったため、メディアに注目されるという偶然の結果。さすがにここまで大きくなると、鳳や事務所も引くに引けない状況だったのではないでしょうか」(同・記者)

 腑に落ちない点がありながらも「収束はついた」とコメントしているのは、引き際のタイミングがなんとか見つかったからなのかもしない。

文・佐々木浩司(ささき・こうじ)
※1980年群馬県生まれ。スポーツ誌の契約記者を経てフリーに。現在は主に、週刊誌やビジネス誌で活動中。得意分野は芸能、プロ野球、サッカーなど。主な著書に『洗脳のすべて』(宝島社)など。
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