中居正広にジャニーズ事務所が完全屈服?崩れた芸能界バランスの深層

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Photo by Pixabay(写真はイメージです)
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 ジャニーズ事務所を退社した元SMAP稲垣吾郎(43)、草なぎ剛(43)、香取慎吾(40)に対するかつての仲間・中居正広(45)の餞別が波紋を呼んでいる。中居正広は、3人が退社した翌日の9月9日、それぞれに高級ブランドのルイ・ヴィトンのバッグとグッチの洋服を贈った。これを、10日付の『日刊スポーツ』が報じたため、中居正広側が美談としてリークした可能性が指摘されている。

「中居は一時、3人とともに独立を目指していました。しかし、結果的に残留を決めたため、3人だけでなくファンから“裏切り者”と批判されることを恐れたとされています。後ろめたさがある中居が、3人を気遣うポーズをみせることで、バッシングをかわそうとしたのではないかという観測も一部でありました」(スポーツ紙記者)

 一方で、発売中の『週刊文春』(文藝春秋)は、中居がリーク説の蔓延に困惑しているとも報道。心からのはなむけか、単なる手切れか。その真意は中居しか分かりかねないところだ。

 そんな意味深いプレゼント贈呈の陰で、中居のジャニーズ事務所での存在感が絶大になってきている。

■中居正広への忖度で新CMにゴールデン起用か

 9月19日発売の『週刊女性』(主婦と生活社)は、所属タレントへの強権ぶりで知られるあのジャニーズが、中居に頭が上がらない状況であることを報じている。

「『週刊女性』の記事では、残留か独立か、中居が事務所を相手に秤にかけていると表現してその優位性を伝えました。バラエティ番組や音楽番組のMCなど起用に幅広く仕事をこなす中居はドル箱的存在。ジャニーズは中居を丁重にもてなし、レギュラー番組をゴールデン帯に引き上げたり、新規CMに起用するなどの配慮を示しているようです」(週刊誌記者)

 業界で鳴らすコワモテ事務所すら手玉に取るほどの絶対的な権威を示す中居。独立した3人にとっては、もはや遠い存在にすらなっているようだ。立場の大きな変化によって、プレゼントの真意に様々な憶測を呼んでしまうのは、致し方ことなのかもしれない。

文・鈴木雄二(すずき・ゆうじ)
※1977年、神奈川県出身。全国紙社会部に在籍し、警察・検察などの事件取材や、ブラック業界、芸能界などの分野を幅広く取材している。主な著書に「警察のすべて」(宝島社刊・共著)がある。
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