あの美女たちの「まさかの艶シーン」大全(5)<ベテラン女優の心意気>あき竹城はあの名作「楢山節考」で… (2/2ページ)
ドラマや映画で売れっ子女優だった十朱幸代(74)は、ちょうど四十路を迎えた83年、映画「魚影の群れ」(松竹富士)で、初めての本格的な濡れ場を披露。
元夫の緒形拳と、ひょんなことから再びセックスすることになるのだが、その乳房は年齢を感じさせないほどボリューム満点。また緒形とのカラミも濃厚そのものであり、一部で「本当に入ったんじゃないの?」と邪推されるほどの迫力であった。
ベテラン女優・吉行和子(82)は、43歳という年齢で初の濡れ場どころか、日仏合作のハードコアに出演した。大島渚監督の問題作「愛の亡霊」(78年、東宝東和)である。実績もある女優ゆえに、兄である作家・吉行淳之介など家族は猛反対したが、和子は強硬突破。
村の若い男(藤竜也)とできてしまい、夫(田村高廣)を殺害する妻の役。藤竜也と何度もファックシーンを演じたものの、女優としてのキャリアに傷をつけることはなかったようだ。
最後は、「やさしい手」(11年、ファインフィルムズ)でギネス級の「57歳で初の濡れ場」に挑んだ水沢アキ(62)に登場願おう。写真集やグラビアでは若き日のヌードが有名だが、映像でのヌードは意外にもこれが初めて。
水沢が演じたのは、失踪した夫の借金を抱えて風俗の世界に飛び込んだ人妻役。個室ビデオに来た客を「手コキ」で慰めるという仕事で、借金完済を目指す。
宮川一朗太を相手にしたベッドシーンもあり、熟しきった水沢の肌が妙になまめしかったものだ。