嵐・櫻井翔&松本潤がなぜ仲良しアピール?深刻化するジャニーズの不仲問題

デイリーニュースオンライン

課題となるジャニーズグループの不仲問題(写真はイメージです)
課題となるジャニーズグループの不仲問題(写真はイメージです)

 一部週刊誌などで不仲説を報じられていた嵐の松本潤(34)と櫻井翔(35)が、9月19日に放送された『MUSIC STATION ウルトラFES 2017』(テレビ朝日系)の収録で、仲良しアピールをしていたことが話題となっている。

 番組観覧をしていたファンによると、嵐が3曲披露した後、松本が「このあとの『ZERO』も見てね」と、櫻井がキャスターを務める『NEWS ZERO』(日本テレビ系)の番宣をしたというのだ。さらに松本は「ZEROに行ってきます」とジョークを続け、これにはスタジオからも大歓声があがったが、他局ということもあり、櫻井も苦笑いを浮かべるばかりだったようだ。

 そんな仲良しアピールをよそに、2人の構図はむしろ対立を深めている。

 8月の『24時間テレビ』(日本テレビ系)では、NEWS・小山慶一郎(33)、KAT-TUN・亀梨和也(31)と共に、櫻井がメインパーソナリティに抜擢され、3グループが垣根を越えた異例ともいえる編成が話題を呼んだ。しかし、かつて嵐として4度もメインパーソナリティを務めているだけに、櫻井一人が抜擢されたことに対して、メンバーが面白く思っていないともされている。

 今回の『24時間テレビ』内では、メンバーは全員『嵐にしやがれ』(同)に出演していたが、MCを務めている際の櫻井に、他のメンバーが絡みに行くシーンはとうとうみられなかった。それだけに、グループ仲は冷え切っているとみる関係者もいるようだ。

「嵐の中でも度々、特別待遇を受け続ける櫻井に対して松本が敵対視していると言われており、それが『24時間テレビ』でより浮き彫りになった。『Mステ』特番で松本がみせた“仲良しアピール”も、他局の番組にわざわざ触れるなどあまりに不自然です。不仲報道を放っておくことが出来なくなったジャニーズ事務所が、グループ安泰を強調する為に松本に指示したのかもしれませんね」(芸能記者)

 ジャニーズ事務所内の不仲問題は他にもある。

■ジャニーズもついにテコ入れ?

 昨年は、SMAP解散騒動が日本を震撼させたが、独立問題で生じた中居正広(45)と木村拓哉(44)の亀裂は、もはや修復不能な所にまで来てしまっているとされている。

 さらに今月は、デビュー15周年を目前に控えたタッキー&翼も突如活動休止を発表したが、それも2人の不仲が一番の原因だと各メディアで報じられている。メンバー間の不仲が理由で続々とグループが分裂してしまっている現状に、ジャニーズも遂に手を入れ始めたということだろう。

「SMAPとタッキー&翼だけでなく、昨年はKAT-TUNも充電期間に入るなど、中心核グループを多く失っているジャニーズです。相当な痛手を被っているだけに、さすがに事態を重くみたようで、各グループの不仲ムードを漂わせないようにマネージャーはプライベートまで厳戒態勢で監視しているのだとか。今後は各メディアに対しても、不仲記事は書かないよう、圧力が掛けられるかもしれません」(前出・芸能記者)

 いくら事務所が取り繕った所で仲の悪さがにじみ出てしまえば、誰しもが察しはついてしまうもの。しかしジャニーズとしては、メンバー間の仲をどうにか取り持って、少しでも長く稼いでもらいたいという一心なのかもしれない。

文・真田栄太郎(さなだ・えいたろう)
※1978年神奈川県出身。大学在学中にフリーライターとして活動を始め、『東京ダークサイドリポート』(ワニマガジン社)、『週刊宝島』(宝島社)、『Hot Dog Press』(講談社)などに寄稿。現在は週刊誌の記者・編集者として事件、芸能取材に奔走する
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