ロンブー田村淳の青学受験発表に「海老名美どり以来の肩透かし」の声

デイリーニュースオンライン

Photo by Pixabay(写真はイメージです)
Photo by Pixabay(写真はイメージです)

 ロンドンブーツ1号2号の田村淳(43)がAbemaTVで23日、青山学院大学を受験することを発表した。淳は偏差値32からの大学受験を目指すという。動機は「勉強したくなった」とのことで、来年春の合格を目指すとのこと。

「今から一般入試は厳しいので、おそらく社会人入試でしょう。青学には英語・小論文・面接で入れる社会人枠があり、2018年度では社会人枠があるのは教育人間科学部心理学科です。科目は少ないぶんレベルは要求されますが、英語なら学んでおいて今後もソンはない。心理学も仕事にいかせる可能性があり、実用的といえる選択では」(週刊誌記者)

 社会人入試を受けた芸能界の前例としては、慶應大学大学院に入学したエド・はるみ(53)が挙げられる。さらにさかのぼればプロレスラーの大仁田厚(59)やお笑い芸人の月亭方正(49)なども社会人枠で大学に入っている。しかし、彼らが学歴を塗り重ねたところで、その後の人生に生かされているとは言い難いのが現状だ。

「淳がロールモデルとしているのは別にいる。それは早稲田大学の第二文学部に入り、優秀な成績で卒業した上で昼間の政治経済学部に転部し、宮崎県知事にまで登り詰めた東国原英夫(60)でしょうか。淳は以前から政治家転身がささやかれており、政界関係者との接触も浮上している。結婚して子供も生まれ、これまでの自身の芸風に疑問を持ったのかもしれない。将来を見据えたプロジェクトの始動と見る向きもあります」(前出・記者)

■芸能人と大学生の両立は可能なのか?

 しかし、淳は売れっ子芸人の身。学問に打ち込める環境だったエド・はるみらとは違い、学生と芸能活動の両立はできるのだろうか。

「謹慎中に早稲田大学に入学した東国原が『芸人学生』という著書でも触れているが、時間が不規則な芸能人の仕事と定期試験や出席点のある大学生の両立は本当に難しい。東国原も静岡の撮影先から高田馬場にある早稲田に通うなど必死だったことを振り返っている。とはいえ一般的に社会人学生は向学心が強く、優秀な成績で卒業することが多い。淳としては学生と交流することで、新たな感覚を身につけられるなどプラス面も多いのでは」(前出・記者)

 重大発表という事前煽りの割に、蓋を開けてみれば「青学受験」という個人的な報告で、SNS上では「海老名美どり(64)のミステリー作家宣言以来の肩透かし」と批判も浴びている淳だが、学歴コンプレックスを告白してまで社会人受験を試みる姿勢は立派なもの。実際には受かってからが本番だが果たして合格なるのか、見守っていきたい。

文・海保真一(かいほ・しんいち)
※1967年秋田県生まれ。大学卒業後、週刊誌記者を経てフリーライターに。週刊誌で執筆し、芸能界のタブーから子供貧困など社会問題にも取り組む。主な著書に『格差社会の真実』(宙出版)ほか多数。
「ロンブー田村淳の青学受験発表に「海老名美どり以来の肩透かし」の声」のページです。デイリーニュースオンラインは、ロンドンブーツ1号2号田村淳エンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る

人気キーワード一覧