カンニング竹山『マジガチ』打ち切りで囁かれるジャニーズの”ネット音痴”ぶり

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カンニング竹山『マジガチ』打ち切りで囁かれるジャニーズの”ネット音痴”ぶり(写真はイメージです)
カンニング竹山『マジガチ』打ち切りで囁かれるジャニーズの”ネット音痴”ぶり(写真はイメージです)

 カンニング竹山(46)がMCをつとめるインターネット番組、『マジガチランキング』(AbemaTV)が終了となったことに様々な憶測が飛び交っている。

 この番組は、地上波では様々な事情で放送しにくい街の声をリアルにランキング化したもので、「整形していると思う芸能人」「マジで枕営業してそうな女性芸能人」などの過激なランキングなども放送され、話題となっていた。

 番組の終了の理由について、竹山は最終回の冒頭で「すごいところから怒られまして」と、打ち切りであることを説明。番組を終了しなければ、スタッフのクビが飛んでしまうという事態に至ってしまったのだという。

 竹山がいう“すごいところ”というので思い浮かべるのが、ジャニーズ事務所だ。番組ではかつて「マジで歌が上手いと思うミュージシャンランキング」の1位に嵐の大野智(36)が選ばれた際に、竹山が「納得がいかない」と発言し、翌週番組が謝罪する事態となった。そのため「ジャニーズ事務所の堪忍袋の緒が切れたのでは」という声も囁かれているようだ。

「他にも、ネガティブなランキングに頻出していた広瀬すず(19)の事務所から怒られたとも言われています。ただ、番組が謝罪させられることになってしまったのは、やっぱりジャニーズの影響があることが濃厚のようです。ネット番組には出演せず、SNS展開なども行わないジャニーズはネットに疎いとも言われてきました。しかし徐々にその影響力を、ネット番組業界にも広げてきているのかもしれません」(芸能記者)

 テレビや新聞の報道に目を光らせていたジャニーズ事務所の“圧力”が、ネットにも影響してくる日も近いかもしれない。

■“ネット音痴”を克服できないジャニーズ

 またジャニーズとインターネット番組といえば、今月ジャニーズ事務所を退所した元SMAPの稲垣吾郎(43)、草なぎ剛(43)、香取慎吾(40)が11月から『72時間ホンネテレビ』(AbemaTV)に出演されることが伝えられ大きな話題を呼んでいる。記者によると、この番組も早い段階でジャニーズが目をつけていたという。

「おそらくジャニーズはこの番組が放送されることを知っていたと思われます。そのため、『下手なことをいうとこうなるぞ』という見せしめの意味で、竹山の番組を終了に追い込んだとも言われているようです」(前出・芸能記者)

 また『72時間ホンネテレビ』では、番組に協力してくれる芸能人を募集している。なかには「3人を自宅に泊めてくれる人」といった募集内容もあり、お笑いコンビ・品川庄司の品川祐(45)、タレントの菊地亜美(27)、さらにはSMAPファンを公言する韓国人俳優のチャン・グンソク(30)なども、Twitterにおいて意欲を見せている。

「当初はジャニーズ事務所からの圧力を受けることを懸念し、出演を躊躇する芸能人も多いのではないかと言われていましたが、かなり出演希望者が殺到しているようです。ネットはテレビや新聞などの媒体と異なる“業界図”が存在します。それを理解しなければ、ジャニーズの圧力も、次第にネット上では通用しなくなる可能性は出てきそうです。現在でもネット上においては『ジャニーズは時代遅れ』と揶揄される声もあるんだとか」(同・記者)

 むしろジャニーズがネット業界でも圧力をかけることは、自分で自分の首を絞めることにもつながることになりそうだ。

文・真田栄太郎(さなだ・えいたろう)
※1大学在学中にフリーライターとして活動を始め、『東京ダークサイドリポート』(ワニマガジン社)、『週刊宝島』(宝島社)、『Hot Dog Press』(講談社)などに寄稿。現在は週刊誌の記者・編集者として事件、芸能取材に奔走する
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