神田沙也加の夫・村田充の”活動休止宣言”に隠された本当の理由とは?
5月に女優の神田沙也加(31)と結婚した俳優の村田充(40)が、10月2日で俳優活動を休止することを宣言した。村田充は9月28日から、主演をつとめる舞台『囚人』に出演しており、活動休止はこの舞台の千秋楽日となっている。
村田は自身のブログで、活動休止の理由を「休養と次なる夢の実現」と綴っており、「次なる夢」がどのようなことであるのかは明かされていないが、突然の発表にファンからも驚きの声が寄せられている。しかし一方で「え? 俳優として大したこともしていないのに」「ヒモになるの?」「所帯を持った40歳が“次なる夢”って…」といったコメントもあり、その決断に疑問を感じる声もあがっている。
「村田はこれまで舞台を中心に活動しており、テレビでの露出が多い俳優ではありませんでした。舞台を見ない層にとっては、神田との結婚で初めて知った人も多いはずです。そのため村田の行動に理解できないという意見があっても無理はないでしょうね」(芸能記者)
また村田は、神田の結婚を機に神田とのペアルックの姿を披露したり、神田がゲスト出演した番組で村田がVTR出演し、“のろけコメント”を寄せるという露出が目立った。そのため、「村田にとってプラスになる露出ではなかったのでは」とも言われている。
今回の休止宣言も、そんな“黒歴史”を上塗りする結果にならなければよいがと懸念する声も多いようだ。 この突然の村田の活動休止宣言は、かつて人気を博したあの俳優を連想してしまう。
■ゆくゆくは個人事務所でマイペースに?
「俳優の水嶋ヒロ(33)は、人気若手俳優の第一線として活躍していた2009年、シンガーソングライターの絢香(29)と電撃結婚した後、絢香の病気をサポートするため、芸能活動をセーブして露出が激減しました。当初二人は同じ事務所に所属していたのですが、結婚を機に二人とも事務所を退所しています。もしかしたら村田も、水嶋のような道を辿ることになるかもしれませんね」(前出・芸能記者)
水嶋は露出が減った後、2010年に小説『KAGEROU』(ポプラ社)を齋藤智裕名義で発表。2014年に映画『黒執事』に出演した後は目立った活動を行っていない。現在では2015年に誕生した長女との子育てエピソードが、ネットで話題になる程度だ。関係者は水嶋の例を踏まえて、村田が“第二の水嶋”となる可能性について次のように語っている。
「水嶋と同様に、村田も妻である神田と一緒にいる時間を増やしたいと考えたのでしょう。休養の傍ら、自身で事務所を立ち上げる準備をする可能性は高い。ゆくゆくはそこに神田も所属させることになるのでしょう。神田は今、コンスタントに仕事が入ってきている状態なので、その状態を維持してもらいながら、マイペースに自分も活動できたらと考えているのかもしれません。また、世間からすれば『神田沙也加の夫』という状態なので、村田自身も芸能活動のあり方を見つめ直すことも踏まえての休止期間なのかもしれません」(同・記者)
“ヒモ夫”と世間から揶揄されてしまう村田だが、自身を取り巻くさまざまな状況から下した結論なのかもしれない。
- 文・佐々木浩司(ささき・こうじ)
- ※1980年群馬県生まれ。スポーツ誌の契約記者を経てフリーに。現在は主に、週刊誌やビジネス誌で活動中。得意分野は芸能、プロ野球、サッカーなど。主な著書に『洗脳のすべて』(宝島社)など。