月に5万円得する!「金券ショップ」マル秘活用法

日刊大衆

月に5万円得する!「金券ショップ」マル秘活用法

 昼飯代が3割引き、電車代が5割引きなんて当たり前ッ! “現代の賢者”たちが駆使する驚愕の錬金術を一気に晒す!

■株で稼ぐよりも儲かる!? 「ウハウハですよ! 株なんかに手を出してチマチマ稼ぐより、“こっち”のほうが圧倒的に儲かる気がします」と言うのは、個人投資家。金銭にシビアで、儲け話に目がない彼が推す“こっち”とは、驚くなかれ、「金券ショップ」のことである。「ビール券や商品券、飲食店の割引券などを扱っており、そのジャンルは日に日に拡大中。私の知人の賢いビジネスマンは、金券ショップで購入したチケット類を活用し、めちゃくちゃ得をしていますね」(前同)

 ならばと聞き込み&店舗調査を進めると、驚愕の事実が発覚。なんと、月5万円は手堅く“得”をできるというのだ。「知らなきゃ損!」の意外な“諭吉の増やし方”――金券ショップのマル秘活用法を伝授しよう!

■『吉野家』のチケットや、『餃子の王将』などで使える「ぐるなびギフトカード」  まず挙げたい第1のポイントが、毎日の「昼ごはん」――ひいては外食だ。あっさり誰でも、5%ほどオフになる“魔法”が使えるというのだ。「ド定番で言えば、『吉野家』のチケット。多くの金券ショップで、300円分のチケットが280円前後で売られています」(家計コンサルタント)

 腹ペコの男たちにはありがたい情報だが、もっと万能なのが、「ぐるなびギフトカード」。全国約1万6000の飲食店で使えるこのカードは、500円分の券が475円ほどで購入可。使用できるのは、「ぐるなび」と契約する個人店が多いものの、チェーン店では『餃子の王将』で使える。「少なくとも週に1回は、“王将”で昼飯を食います。微々たる額ですが、コツコツ積み上げていくと結構な額になるので、助かっています」(中堅の営業マン)

■『ロイヤルホスト』株主優待券、『マクドナルド』バリューセット券もお得  他、『ロイヤルホスト』『天丼てんや』で使える「ロイヤルホールディングス」の株主優待券が475円(500円分)と同様の値引き率。他方、値引き率で見れば圧倒的にスゴいのが、一点突破のこの2つ。「ファストフードの王様、『マクドナルド』のバリューセット券は、好きなハンバーガー、ポテト類、ドリンクが選べるものです。高めの商品を選ぶと、セットでも900円近くいくんですが、これは、金券ショップで600円ほどで購入できる。値引き率は33%ほど。圧巻の安さです。一方で、焼肉の『安楽亭』のチケットも捨て難い。500円分のチケットが350円ほどで売られています。こちらも30%の値引き率です」(前出の家計コンサルタント)

 食費が3分の1も削れたら、夢のような話だ。金券ショップでは時期によって、取り扱うチケットの種類も変わるため、こまめなチェックがオススメだ。なおさらスペシャルな値引き率に巡り合えるだろう。

■「ジェフグルメカード」はファミレス、居酒屋などで使える!  加えて、取材を進めるうちに、本誌取材班は“神のカード”を発見した。それは、「ジェフグルメカード」。「とにかく、めちゃくちゃ使えるんです!」と言うのは、飲食店関係者。値段を見ると、500円分のカードが478円と、値引き率は4%以上と平凡ながら、いやはや、確かにスゴいのだ。

 使える店が、『ガスト』『デニーズ』『ジョナサン』『ココス』『ロイヤルホスト』『ビッグボーイ』『シズラー』と“ファミレス”のメジャーどころを完全網羅。さらに、洋食では『神戸屋レストラン』、定食では『大戸屋ごはん処』、他方で『ドミノ・ピザ』『バーミヤン』『CoCo壱番屋』、それに近頃、“うまい”と話題の回転寿司店『海鮮三崎港』までもがラインナップにズラリ、名を連ねる。「居酒屋では『世界の山ちゃん』『魚民』『和民』『笑笑』でも使えます。ビアホールでも『銀座ライオン』『キリンシティ』と一流店もいける。忘年会などの幹事を任せられたときなど、大幅に安くできますね」(前同)

 鉄板の「ジェフグルメカード」には、ただただひれ伏すしかない。「しかも、有効期限もありません。それに、チケット分の金額を使い切らなくても、おつりが現金でもらえる。使い勝手が非常にいいんです」(同)

 付記すれば、前述の『吉野家』『ロイヤルホスト』『天丼てんや』『安楽亭』でも、この「ジェフグルメカード」は使える。値引き率は5%に満たないものの、鷹揚に節約したいなら、これで十分対応できようもの。

 さて、これらの情報をベースに、大雑把に計算してみよう。昼食代を1日700円として、30日分が5%オフなら、月1000円ほどがフトコロに。月に1回、会費5000円×8人ほどの飲み会を仕切れば、月2000円ほどのアガリ。月に2回、1万円ほどの家族での食事に、これらのチケットが使えれば、月1000円ほどがバック――合計して、月プラス4000円があなたのもの!「使う額が大きくなればなるほど、お得になる額は増えます。大人数の飲み会を企画すれば、とてつもない額の“アガリ”があるでしょう」(同)

 とはいえ、“お食事券”が“汚職事件”となるのはNG。節度を持った利用を心がけるべし。

■全国の百貨店で使える商品券は鉄板  さて、次の金券ショップを使うポイントは「買い物」。「ほとんどの金券ショップで売られている、全国の百貨店で使える商品券は鉄板。値引き率は1%ほどと小さいですが、10万円ほどの買い物があれば、1000円の得になります」(家計コンサルタント)

 読書家にオススメなのが、「図書カード」。「1万円の図書カードが、9500円ほどで売られています。カードなので、すぐに使い切る必要もないので、長く利用できます」(前同) このあたりは、ときたま使えばよろしい!?

■『サンリオピューロランド・ハーモニーランド』が家族4人で7000円もお得に!  続けて、「娯楽費」の大幅カットも見逃せない。各地方ではそれぞれ、多彩なアミューズメント施設のチケットが多く出ているはずだ。「たとえば、東京の『サンリオピューロランド・ハーモニーランド』のチケット。通常なら土、日で大人3800円、小人2700円ですが、金券ショップで入場券を買えば、1枚1500円。大人2人、小人2人の家族4人で行けば、1万3000円するところが6000円となり、7000円の得になります」(同)

 他方で、映画『フラガール』の舞台としても知られる温浴施設、福島県いわき市常磐の『スパリゾートハワイアンズ』の入場券は、3枚つづりのものが4000円で金券ショップにてゲット可能。宿泊割引も付帯しているが、それを抜きにしてもスゴい。通常料金で大人3500円なので、3人で行けば、6500円の値引きだ。「小さなお子さんと一緒なら『東武動物公園』がオススメ。1700円の入場券が300円で出回っています」(同)

 その他、たくさんのチケットが大量流出中。月に1回、どこかに遊びにいくとすれば6000円のお得と考えるべし!

■電車の交通費を多種多様な“回数券”で節約  さて、金券ショップで最も“使うべき”ポイントが、こちら――交通費であろう。まずは、電車だ。「株主優待券など、多種多様な“回数券”が出ているんです。たとえば東京都で言えば、京王線。新宿~橋本(神奈川県)間は片道440円しますが、350円の乗車券が販売されています。営業マンなどが週3回、往復で使うとしたら、540円の得になる。月に2000円近くも節約できます」(生活雑誌ライター) これは片道40分以下と、多くの人がバンバン使う経路である。

 それを上回るのが、「小田急線の新宿~小田原間は874円。ただ、回数券が560円で買えるので、活用すれば、片道だけで300円以上も安くなります」(前同) 月に2往復使うとして、1200円――電車代、恐るべしである。

■新幹線の値引き率も凄まじい! 「新幹線の値引き率も、凄まじいものです。秋田新幹線の東京-秋田間は、通常で1万7800円。それが1万4300円程度で手に入ります」(同) その差、3500円。往復で7000円にも上る。

「それ以上にスゴいのが、JR各社の発行している株主優待券。JR西日本は“50%オフ”という大盤振る舞いで、4000円~5000円程度で購入できます。むろん、新幹線にも利用できます」(同)

■“飛行機”の最強チケットはJAL、ANAの株主優待券  仰天の値下げ額だが、もっとスゴい乗り物もある。それは、“飛行機”だ。「LCC(格安航空会社)の登場で、安価なエアチケットが多数出回っていますが、それが本当に安いとは限りません。最強のチケットが、JAL、ANAの株主優待券。金券ショップでカードを購入し、書かれた手順に沿ってチケットを手配すれば、50%オフになります」(家計コンサルタント)

 夏の羽田~千歳(札幌)を見ると、片道4万190円。それが、株主優待を使えば、2万240円となる。往復で4万円も浮くのだ。

 自由自在に使い倒すべし。月に5万円の節約を目指し、是非とも活用しましょう!

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