歌川広重ラブ!だった最後の浮世絵師・小林清親の「武蔵百景」が面白いくらい超広重 (3/4ページ)

Japaaan


今回はそんな清親の作品から、広重が活躍した江戸時代後期の風景画に回帰する「武蔵百景」を紹介します。「武蔵百景」は明治17年〜18年の間に制作された、全34図からなる続きもの作品(”百景”にもかかわらず34図なのは、途中で打ち切りになったのでしょうか?)。題名からもわかるように広重の代表作「名所江戸百景」のオマージュ作品です。

34図のうち少なくとも22図が「名所江戸百景」と同じ場所を取材しているというから徹底していますね。作風にも、歌川広重の作品を想起させる部分が多く見られます。

例えば「武蔵百景ノ内 道灌山」は、歌川広重の「名所江戸百景 四ッ谷内藤新宿」を彷彿とさせますね。

「歌川広重ラブ!だった最後の浮世絵師・小林清親の「武蔵百景」が面白いくらい超広重」のページです。デイリーニュースオンラインは、小林清親歌川広重カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る