にゃんこスター、テレビから消えても生き残れる強み「地方での営業で稼ぐタイプ」

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にゃんこスター、テレビから消えても生き残れる強み「地方での営業で稼ぐタイプ」(写真はイメージです)
にゃんこスター、テレビから消えても生き残れる強み「地方での営業で稼ぐタイプ」(写真はイメージです)

 今月9日に放送された『PON!』(日本テレビ系)に、お笑いコンビ・にゃんこスターが生出演した。『キングオブコント2017』(TBS系)出場後、オファーが急増した状況にツッコミのスーパー3助(34)は、「テレビ界どうかしてます、ホントにね」とコメントしている。

 10月1日に放送されたキングオブコントで、今年5月に結成したばかりにも関わらず、見事準優勝を果たした二人。「リズムなわとびの発表会」というコントを披露し、観客や審査員たちを騒然とさせ、放送後はネットなどで大きな話題を呼んでいた。その後、二人はコンビ結成直前に交際を始めたことも公表した。

 キングオブコント後は、にゃんこスターの元にはオファーが殺到したようで、二人のTwitterでは、予定していたライブに出れなくなるなどの投稿がされており、多忙ぶりが伺える。

「今年のキングオブコントで優勝したのは、かまいたちでしたが、仕事のオファーはにゃんこスターに殺到しているようです。8日に放送された『ワイドナショー』(フジテレビ系)では、優勝したかまいたちがゲストとして出演していましたが、ここでもにゃんこスターの話題にスポットが当たっています。今後しばらくはこうした状況が続くことになるでしょうね」(芸能関係者)

 13日に放送される『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)では、キングオブコントの審査員をつとめた松本人志(54)との共演が決まっている。芸人の先輩を前に、うまくトークをつなぐことができるのかにも注目が集まりそうだ。

■にゃんこスター生き残りのカギは“セルフプロモーション”

 しかし一方で、彗星のように突如あらわれたお笑いコンビであるが故に、さっそく”一発屋説”も浮上している。

「しばらくは話題になった『リズム縄跳びの発表会』ネタでつないでいるかもしれませんが、テレビでの露出が増えるにつれて、フリートークができるか否かも重要になってきます。これまでもたくさんの芸人たちが、一時的にスポットが当たり消えていきました。どのように生き残っていくかというのも課題になるでしょう。とはいえ、老若男女問わないネタなので、テレビ界での需要は薄くなっても、地方での営業で稼げる強みを持っている。これまでの一発屋とはまた違う感じはします」(前出・芸能関係者)

 実際に芸人たちのなかでは、営業行脚を主戦場として成功している者も多い。幅広い年齢層に受けいられるにゃんこスターも、同様の道を歩む可能性は高いのかもしれない。

文・佐々木浩司(ささき・こうじ)
※1980年群馬県生まれ。スポーツ誌の契約記者を経てフリーに。現在は主に、週刊誌やビジネス誌で活動中。得意分野は芸能、プロ野球、サッカーなど。主な著書に『洗脳のすべて』(宝島社)など。
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