にゃんこスターの交際宣言に賛否「正直気持ち悪い」「かわいいのにショック」
今年行われた『キングオブコント2017』(TBS系)に出場し、強烈なインパクトを残して話題を集めているにゃんこスター。大先輩であるダウンタウンの冠番組『ダウンタウンなう 2時間半SP』(フジテレビ系)の人気企画「本音でハシゴ酒」に出演し、交際しているという話題に言及した。
スーパー3助(34)とアンゴラ村長(23)の男女コンビであるにゃんこスターは、10月11日にお互いにTwitterで交際宣言をし、コンビ結成と交際が5ヶ月であることをツイートしていた。番組では、スーパー3助が交際宣言について「付き合ってるんですか? って言われたときに、『隠すことでもないかなあ』と思って普通に言っちゃいました」とコメントした。またアンゴラ村長は、スーパー3助の好きなところを聞かれ、「全部。見た目も性格も声もいいです」とのろける様子も見せた。
そんな二人の交際に、『キングオブコント2017』で審査員を務めていた松本人志(54)は、「ちょっと審査員やってた立場からしたら、裏切られた感はあるよね」と語りつつ、アンゴラ村長が同大会のコントで足をさらけ出していた衣装について「正直俺と三村(マサカズ・50)は若干ムラっときてたよ」と漏らしていた。
そんな中、ネット上では二人の堂々とした交際宣言に疑問を感じる声も多いようだ。
「彼らが見せたコントは、縄跳びを使ったリズムネタだったのですが、その時点でもネットでは“学芸会か”などの賛否が分かれていました。そこに二人の間に男女関係があるという話が加わり、“正直気持ち悪い”、“アンゴラ村長かわいいのにショック”などの声が飛び交いました。『ダウンタウンなう』では、アンゴラ村長が“別れたら解散かな”とも発言しており、“大学サークルか”といった声も挙がり、批判的な意見が多いですね」(芸能記者)
良くも悪くも多くの話題を集めているにゃんこスターだが、これからこういったことに寛容に、世間はなっていくという。
■にゃんこスターは一般人との距離の近さがカギ?
「彼らのネタを観てもそうですが、ウケる層は基本的に10代などの若い人たちです。かつては憧れの世界とされていた芸能界は、いまやSNSなどを通じて、一般人にも関わらず、芸能人寄りの活動を行なっている人も多い。そうなると、より自分たちに近い存在になればなるほど人気がでる傾向もあります。例えば、彼らとジャンルは違いますが“ぺこ&りゅうちぇる”は、交際宣言した上で活躍している。今の若年層には等身大であることがヒットのポイントでもあります」(芸能関係者)
またアンゴラ村長は、早稲田大学を今年卒業後に一般企業に会社員として務め、芸人との兼業を宣言している。こういったことも今の時代ならではだという。
「ここ最近では出ずっぱりのタレントも、社会への配慮としてきちんと長期休養をとるようになっています。芸人は一発当てないとなかなか生きるのも大変なので、アンゴラ村長のように兼業をすることは、現代的だといえるでしょう。“タレントは男女交際してはいけない”“芸能一本だけで生きていく”など、時代と合わないような慣習を打ち破るような、新しいタレントが活躍する時代がようやく来るかもしれませんね」(前出・芸能記者)
今や、国民的スターだったSMAPが解散。元メンバーが独立し、ネットを利用して新たな活躍を見せようとしている。時代とともに、芸能界も次のステージに向かっていっているのかもしれない。
- 文・阿蘭澄史(あらん・すみし)
- ※1974年滋賀県出身。フリー記者。某在京スポーツ紙の契約記者を経て、現在は週刊誌等で活躍中。主な著書に『真相!アイドル流出事件簿』(ミリオン出版)、『事務所をクビになった芸能人』(竹書房)、『芸能人のタブー』(宙出版)など。