まるで写真のよう!ロバート・ブルームが描いた江戸の匂い色濃く残る明治初期の日本 (4/4ページ)
こっちもいいわ。次から次へと紹介されるつややかな絹に、目移りしてしまう絹問屋の昼下がりです。
「通りの風景」制作年不明
鶏が餌をついばむ東京の朝。よく見ると、軒下には江戸時代にはなかったガス灯が。灯は入っていないけれどなんだかキラキラ眩しく見えます。
「お不動様の境内」1891年
富くじ、目黒飴、たけのこ、さんま・・・江戸時代には数々のブームを生み出し、庶民から厚い信仰を集めた目黒不動。ロバートも、親切な人から「Fudo sama」という呼び名を教えてもらったみたいです。ロバートが描いた明治初期の日本は、まだまだ江戸の匂いが色濃く残り、人も、町も、花も、犬も、鶏も、なんだか皆んながほっこり幸せそうですね。
「休息」制作年不明
あら、こんなところで無防備にお昼寝している女性が。あんまり気持ちよさそうだから、邪魔しないようにそうっと、そうっと。
画像出典元: The Athenaeum
日本の文化と「今」をつなぐ - Japaaan