歌姫たちの「壮絶事件」61年(3)<暴漢の標的>桜田淳子を統一教会に傾倒させた「ナイフ脅迫」 (2/2ページ)
桜田は92年6月、統一教会の合同結婚式に参加することを会見で発表し、事件から3年後、姉に誘われて19歳で入信していたことを明かした。
「当時、統一教会が発行する新聞の中でも、お姉さんから『みんながチヤホヤしても、あなたの永遠の命に責任を持ってくれる人は、芸能界にいないのよ』という旨の話をされていたことをつづっていた。同時に姉への全幅の信頼、不倫の蔓延や女性の貞操観念が薄れる現実を憂いていました」(前出・芸能デスク)
桜田と中学時代に同級生だった山口百恵(58)もまた、引退後に“レイプ未遂襲撃”の恐怖を味わっている。ワイドショーデスクが話す。
「百恵さんが34歳の時、東京・国立市の通称“百恵御殿”を中年男が急襲したんです。玄関脇でつかみ合いとなって、大声で助けを呼ぶ百恵さんを救ったのが向かいの住人でした。逮捕後、男がアタッシェケースに刃渡り25センチの登山ナイフとスタンガンのほか、SM用の鞭と電動バイブ、ポケットカメラを忍ばせていたことも判明。異常なレイプ計画を練っていたことをうかがわせたものでした」