お正月の風物詩!箱根駅伝のはじまりとその歴史。出場するにはどうしたらいいの? (2/2ページ)

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この大会は、関東学生陸上競技連盟主催のもので、いわゆる駅伝の「全国大会」ではなく「地方大会」という位置付けです。しかし現在では、全国大会である「出雲全日本大学選抜駅伝競走(出雲駅伝)」「秩父宮賜杯 全日本大学駅伝対校選手権大会(全日本大学駅伝)」と同等か、それ以上に知名度が高く、また各大学の選手たちにも最重要視される大会となっています。

「箱根駅伝に出たいがために、全国の有望な高校生長距離選手たちがこぞって関東の大学へ進学する」

現在の男子学生長距離界には、そんな定番コースができ上がっています。

箱根駅伝に出るには、どうすればいいの!?その「狭き門」

さて、そんな大人気の箱根駅伝に出場するには、どうしたらいいのでしょうか?箱根駅伝の出場には、「所属大学が関東学連加盟校であること」「本人が関東学連の資格審査委員会による処分を受けていないこと」など、いくつかの条件があります。

箱根駅伝公式HPより

2014年の第90回大会以降は、その条件を満たした大学の中から前年度の総合順位10位までのシード校10校と、予選会のタイム上位10位までで通過した大学に、それ以外の大学から選出された選手による「関東学生連合」を加えた合計21チームが選ばれる規定となっています。

第85回・90回などの5年に1回の記念大会では、予選会の本戦出場枠が増やされる場合があります。それぞれの大学チームのエントリー選手は、基本的には全区間合わせて正選手10名+補欠6名以内、留学生はエントリー2名以内・本戦出場は1名のみと決められています。

本戦で走ることができるのは、毎年各校10名、つまり210名!これがどれだけ狭き門か、お分かり頂けるでしょうか?この狭き門を突破して箱根路を走るために、選手たちは今日も厳しい練習に取り組んでいるのです。

箱根駅伝公式Webサイト

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