天才テリー伊藤対談「村野武範」(4)村野さんは昔から変わらないですね (2/2ページ)
テリー お友達は、どういう方々なんですか?
村野 役者仲間じゃなくて、骨董品屋や電気屋とかをやってる普通の人たちですけど、一緒にいると楽しくてね。最近はよくカラオケに行きますよ。
テリー おお、どんな歌を歌われるんですか。
村野 「星のフラメンコ」「高校三年生」「君だけを」とかかな。講演の時も何曲か歌うんですよ。
テリー じゃあ、ファンは大喜びですね。
村野 いや、ファンは不安だと思います。
テリー ダジャレじゃないですか(笑)。自分の曲は歌わないんですか? 「ハマナス」はもちろんですけど、「青春はどこに」とか「ひとつの地球に生まれて」とか、昔の曲があるじゃないですか。
村野 それはCDになってないですよ。
テリー いやいや、なってますよ。昔の青春ソングばかりを集めたCDが発売されてて、僕、それを持ってますから。
村野 そうなんですか。テリーさん、僕より僕のこと詳しいなぁ。
テリー しかし、村野さんのイメージって、本当に昔から変わらないですよね。本当にまっすぐな人なんですよ。だから、村野さんの「くいしん坊!万才」はおもしろかったですよ。味に対する反応がもう、正直すぎて。
村野 ええ、スタッフにも「顔を見るだけで、うまいかどうかわかります」「おいしいフリしても、視聴者にバレてますよ」って言われていましたね(笑)。もう、これは変わりようがないんですよ、バカだから。
テリー いや、変わらなくていいんですよ。それが、すごく魅力的なんですから。大病も乗り越えたし、新曲も出たし、これからが村野さんの新たなスタートになるんじゃないですか。
村野 まさに「レッツ・ビギン!」ですね(笑)。
◆テリーからひと言
ニュースを聞いた時には心配したけど、元気そうでよかった! 今度は青春ドラマでブッ飛んだ校長先生の役をやってください。あっ、老人ホームにいる明るいスケベな親父の役なんかもいいかもな。