JR金山駅にホームドアができる! 東海道線ホームで準備着々 (2/2ページ)

Jタウンネット

視覚障害者らがホームから転落する事故が相次いだことなどを受け、JR東海の在来線では初めて設置されることになる。

ホームドアは、一部のみの設置になるが、利用者は、18年初めからこのドアで乗り降りできる。実証実験を経て、2021年ごろに金山駅で全面設置することが目標だ。

在来線は、車種や編成両数が多様で、車両ドアの位置が異なることから、ホームドア設置が難しかった。金山駅では、左右に開閉するドアの開口部を4メートル強と他社のホームドアより広くし、車種などの違いに対応することにしている。

国交省は、1日10万人以上が利用する駅でホームドア設置を求めており、JR東海では、金山駅と名古屋駅が当たる。JR東海の広報担当者にJタウンネットが11月17日に聞いたところによると、名古屋駅は、リニア中央新幹線の新駅工事が入るため当面は設置が難しいという。金山駅は、ホームの階段脇が狭いことから、優先的に進めることにした。

なお、JR東海の発表では、愛知県刈谷市内のJR東海道本線・刈谷駅でも、駅の改修工事に合わせてホームドアを設置することになっており、市と協議して時期などを決める予定だ。

金山総合駅南口(keyakiさん撮影、Flickrより)

Kanayama Station (South)
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