酒のつまみとしては上級者クラスの”鮭とば”が気軽な『サーモンスティック・鮭とば味』になった! (2/2ページ)
ネコが寄ってきそう。
スティックを一本取り出して食べてみる。ガリッというハードな歯ごたえは小麦粉が主原料だが、それにコーングリッツを混ぜているからだろうか。断面がY字形というのも食感に影響を与えているようだ。辛塩タイプの鮭のような尖った塩味が来て、サーモンというよりも鮭な香りがふわり。味わいは濃いめ、旨味はあるが、生臭さは全くないのがいい。
ただそうした生臭さがない分、鮭とばフィーリングは少々落ちる。もちろん生臭いスナック菓子に仕立てるのはなかなか厳しいだろうから、正しい選択といえよう。北海道産鮭を6%使用した鮭パウダーは結構良い仕事をしている。
おつまみ系としての味の濃さはバッチリ。もちろん鮭とばそのものの味を期待したら、価格的にもバチが当たる。ふんわり漂う鮭とば気分をニヤニヤ味わうのが正解か。でも正直本物の鮭とばの美味しさを改めて味わいたくなるというのが本音だ。
入手は全国の販売店で。