不朽の名作映画1982年公開「E.T.」の酷すぎるパチもん (2/2ページ)

まいじつ

こちらは駄玩具でおなじみの『妖怪けむり』のE.T.版。けむりと宇宙人とどういう関係があるのか分かりませんが、“宇宙人と少年が交流する映画”ということでデッチ上げたものでしょう。「うちゅうじんがくれた てれぱしーけむり」というタイトルも意味不明です。ん? 少年の顔は誰かに…きっと他人の空似でしょう。

このキーホルダーはまるでE.T.の土左衛門ですよ。20年ほど前に大量のデッドストックが二足三文で売られていたので、不憫に思って購入したのですが、いっぱいあっても仕方ないので友達の女の子にあげたら「いらない」と断られました。

こちらは目が妖しく光るソフビ人形です。劇中で光るのは指の先でしょうが~。E.T.に呪われているようにしか見えません。こちらも今でもデッドストックを時々見掛けます。

映画は誰もが感動できる名作ですが、その後、続編が作られなかったこともあり、同時代のスピルバーグ作品『グレムリン』と違ってE.T.はキャラクター商品として生き残ることはありませんでした。

しかし、そのおかげでE.T.グッズはどれも時代性が濃厚で、ヘンテコなキャラを商品化するメーカーの苦労がうかがえたりして、コレクションとしてはなかなか面白いと思います。あなたもいかがでしょう?

(写真・文/おおこしたかのぶ)

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