バイトを辞めるときの言い方は? 失礼に当たらない辞める理由の伝え方とは

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バイトを辞めるときの言い方

お金以外にも「経験」を得ることができるアルバイト。始めるのは簡単だけど辞めるのが面倒という人が多いようです。その理由の一つが「辞めるときの言い方」です。もし辞める理由がネガティブなものなら、正直に伝えるのはちょっと気まずいですよね。そこで今回は、アルバイトを辞めるときの言い方、そして使い勝手のいい「辞める理由」をまとめてみました。

■バイトを辞めるときは責任者にしっかりと伝えよう

アルバイトを辞めるときに絶対にしてはいけないのが、何の連絡もせずに行かなくなることです。心証が悪いだけでなく、急なスケジュール調整など、アルバイト先に迷惑を掛けてしまうことになります。また、辞める旨をメールで伝えるのも避けるべきです。直属の上司や雇用の担当者に直接伝えるといった方法を取りましょう。何らかの理由でアルバイト先に行けないなど、直接伝えることができないのであれば、電話で伝えてもいいでしょう。

■バイトを辞める理由は正直に話すべき?

辞める理由を伝える場合は、上司や責任者に「お話したいことがあります」などと話し、時間をもらいましょう。このとき、できれば二人だけで話すことができるよう配慮してもらいましょう。その後、アルバイトを辞める旨を伝えます。例えば、「今月いっぱいでアルバイトを辞めたいのですが……」など、具体的な期間を指定して辞める旨を伝えるといいですね。辞める日にちに関しては、数日後などあまりに近いタイミングはNG。できれば1カ月程度先を見越して伝えるようにしましょう。

このとき、必ず辞める理由も伝えることになります。理由は正直に告げることがベストではあるものの、理由が、

・職場の人間と折り合いが付かない
・時給が安い
・拘束時間が長い
・他にいいアルバイトが見つかった

など職場に関してネガティブなものであるならば、無用なトラブルを避けるためにも別の「それらしい理由」にするほうがいいでしょう。

「それらしい理由」としては、例えば以下のようなものが挙げられます。

●勉強や部活が忙しい

大学の勉強が忙しくてアルバイトをする時間がない、または部活が忙しくて続けられない、というのは非常に説得力のある理由です。実際に卒論や研究などが忙しくなるタイミングでアルバイトを辞める人もいますし、もし「方便」であったとしても、疑われることは少ないでしょう。

●就職活動が忙しい

こちらも説得力がある理由です。企業研究や自己分析など、就職活動の準備は早い時期から入念に行っておく必要がありますから、追及されることはないでしょう。ただ就職活動をするから辞めるのではなく、「長期インターンに行くので……」などもっともらしい理由にするとさらに効果アップです。

●引っ越しをすることになった

引っ越しをして別の地域に行くのならば、そこで仕事を続けることはできません。「なぜ引っ越すのか」は聞かれるかもしれませんが、引き留めたり、面倒なことにはならないでしょう。引っ越す理由については「学校を辞めて実家に帰る」や「友人とルームシェアすることになった」など、もっともらしい理由があるといいですね。

この三つの理由であれば、その理由が本当でもうそでも関係なく、受け入れられるでしょう。ただし、実際に引っ越しをしないのに「引っ越しをする」を使った場合は、アルバイト先の人に出会ったりしないように注意しないといけません。それがネックですね。

アルバイトを辞めるときの言い方、そして使い勝手のいい「辞める理由」をご紹介しました。一つのアルバイト先で長く働くのもいいですが、さまざまなアルバイトを経験するのも社会勉強になります。次のアルバイト先に移る場合は、円満に送り出してもらえるよう、ぜひ今回紹介した「辞めるときの言い方」を活用してください。

(中田ボンベ@dcp)

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