【RIZIN見どころ】注目はストップ・ザ・RENA&那須川天心とミスター女子プロレス (2/3ページ)

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世界柔道で銅メダルを獲得し、女子プロレス転向後もジャッキー佐藤、デビル雅美、北斗晶、ブル中野らと死闘を繰り広げ、天龍源一郎との性別を超えた一戦では顔面を変形させながらも闘い抜いている。98年にはMMAルールで192cm150kgの巨体を誇るロシアの世界柔道銅メダリスト、スベトラーナ・グンダレンコを破り話題になった。実績は申し分ない神取だが、今年で53歳。これが最後のMMA挑戦になるかもしれない。対戦相手のギャビは190cm90kgの32歳。グンダレンコ、ギャビの両選手と対戦した藪下めぐみは「グンダレンコはデカイだけだったけど、ギャビは頭を使ってくる」と両者の違いについて語っている。神取は入場シーン以外に見どころを作れるのか?ここに注目したい。

 31日は、バンタム級に加えて、女子スーパーアトム級とキックのトーナメントが加わり、このトーナメントの決勝戦がトリプルメインイベント的な扱いで行われる。バンタム級トーナメントは、那須川天心との対戦も期待される優勝本命の堀口恭司がどんな闘いを見せるのか?女子スーパーアトム級とキックに関しては連勝街道を走っているRENAと天心がそのまま走り抜けるのか?はたまた誰かが止めるのか?大晦日の格闘技はPRIDE時代からニューヒーローが出現しているだけに、他のトーナメント出場選手にも多いに期待したい。

 また対世間的にはタレント野沢直子の長女、真珠・野沢オークライヤーと、MMAのレジェンド、ミルコ・クロコップが参戦。31日はフジテレビ系列での全国放送が決定しているが、真珠の試合前には“時間調整”も兼ねた休憩時間が最大1時間設けられている。会場では高田延彦対ヒクソン・グレイシーのメモリアル映像の上映や、アトラクションなどで繋ぐ予定だが、これは当日の“生中継枠”対策。「トーナメントの日本人選手の結果次第」(榊原信行RIZIN実行委員長)によっては、真珠の試合からメイン終了までが生中継になったり、ミルコの試合で一旦生中継を打ち切り、日本人選手が出場するトーナメント決勝戦を再び生中継する可能性もあるという。

 29日も31日も試合開始は15時になっているが、長丁場になるのは必至。しかし2日間でこれだけバラエティに富んだ選手やカードが見られるのだから、格闘技ファンにとっては至高の2日間になるのは間違いない。

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