正月特番にまで成長した「池の水ぜんぶ抜く」今後の課題とは (2/2ページ)
自治体としては池をきれいにして水質改善を図り、外来種駆除をメインの目的としたいわけですが、番組側は池の中からサプライズ的なお宝が発見された方が盛り上がります。この双方の意識のズレが今回のような直前でのロケ中止となって表れたのでしょう。今後も番組を続けていく中で、同じような問題にぶつかる可能性は高いですね」(番組制作関係者)
視聴者もただ、池の底にゴミが堆積しているだけでは見ていて面白くないだろう。しかしながら、開けてみなければ何が入っているか分からないビックリ箱のような状態だけに、制作側もロケ地選びに慎重にならざるを得ない。
今後、高視聴率を維持するためには、何より場所選びが重要になることだろう。
【画像】
JFs Pic S. Thielemann / Shutterstock