安倍総理が牛耳る芸能界「“闇”コネクション」(2)「安保バッシング」を糧に (2/2ページ)

アサ芸プラス

衆院通過後の8月には、安倍政権の支持率は12年の政権復帰後に初めて4割を切り、『このままでは危険水域に突入する』という声も出たんです」

 国政選挙で5連勝中とはいえ、森友・加計学園問題で疑念が生じた安倍総理の人気は低く、V字回復にはほど遠い。

 今後、憲法改正の本格議論が行われる中で、再び反対派の著名人から政権批判が噴出すれば、15年の「安保バッシング」以上の深手を負うことも想定できる。

 安倍サイドが芸能界を牛耳る先には、イメージアップによる悲願達成を見据えているというわけだ。かつて国会議員の政策秘書を務めた作家の朝倉秀雄氏はこう話す。

「芸能人と会食すると、テレビ番組などでその時のエピソードを好意的に話してくれるので、大きな宣伝効果につながります。また、実際に安倍総理に会うと、その人柄に親しみを覚えて、アッという間に取り込まれてしまうのです。そうなると、総理の悪口はもちろん、政策を批判することもできなくなるでしょうね」

「安倍総理が牛耳る芸能界「“闇”コネクション」(2)「安保バッシング」を糧に」のページです。デイリーニュースオンラインは、週刊アサヒ芸能 2018年 1/25号自民党総裁選憲法改正笑福亭鶴瓶安倍晋三社会などの最新ニュースを毎日配信しています。
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