【ラグビー&ブリスベン! vol.2】オフィス街、川沿いのレストランで、味わう。

ラグビーリパブリック

 2月9日、10日開催の10人制国際大会『ブリスベン・グローバル・テンズ』。このミニ連載では、ラグビー以外にも、さまざまな体験ができる開催地・ブリスベン(クイーンランド州)の魅力を紹介する。

 緑と水が都市文化と共存するまち。オフィス街の中には、ブリスベン川に面した小さなオアシスがある。お洒落なレストランやバーが並ぶリバーウォークへ足を伸ばそう。

『ジェリーフィッシュ・レストラン』

●おすすめ時間帯:ランチをゆっくりと

●料金:50~120オーストラリアドル(4500~11000円程度)

※メイン料理単品は35オーストラリアドル~

●お洒落度100% リッチ度95% ゆったりした時間と川沿いの景観を楽しむ度100%

(写真奥から右回りに)バラマンディ、マヒマヒ、サケのソテー。それぞれ価格は40~50オーストラリアドル

 目抜き通りのクイーンズストリートのすぐそば。ビジネスマンが闊歩するイーグルストリートを、川を渡る風に向かって少し外れると、ブリスベン川沿いに商業施設が並ぶエリアがある。そのうちの一軒、『ジェリーフィッシュ・レストラン』には、平日の昼からワイングラスを傾けるビジネスランチのグループも。オープンエアのお洒落な空間で、ゆったりとした時間を過ごしたいならおすすめのお店だ。

 メニューを開いて驚かされるのは、魚料理の品数の多さ。『ジェリーフィッシュ・レストラン』では、クイーンズランド州はもちろん、オーストラリア、ニュージーランドなどで獲れたシーフードが存分に楽しめる。サケ、マグロなど日本でもなじみの深いものから、熱帯魚の類まで食材が豊富だ。

 写真は、バラマンディ(コーラルコースト産)、マヒマヒ(ムルーラバ産)とクイーンズランドで水揚げされた魚、そしてサケのソテー。味付けは全体にあっさりしており食べやすい。焼きの風味やソースは、魚の質にあったアレンジが施されている。ほくほくとした食感と塩みが心地いい。それぞれ値段は45ドル(約4000円)程度と高級志向だが、ボリュームも満点。

 魚料理は、海に面したこのクイーンズランドでももちろん家庭料理の定番だ。ただ、ビジネスマンがオフィス近くでランチに選ぶのは肉や野菜が中心で、外食で魚を--というと、ややリッチなイメージがあるという。

 焼き牡蠣、ワイン、濃厚なデザートなどなど、ついつい食指が動いてしまうメニューがいっぱいのラインアップ。ネットのホームページにはない食材、料理も、各テーブルを飾っている。

 そしてテーブルの向こうにはブリスベン川の水面越しにみえるストーリーブリッジ。行き交うカラフルなミニフェリーも目を楽しませてくれる。この景観は、レストランのもう一つの逸品メニューだ。

ブリスベン/クイーンズランド州観光の詳細は、クイーンズランド州政府観光局公式サイトへ→ https://www.queensland.com/ja-jp

「ブリスベン・グローバル・テンズ」大会公式HP→

http://brisbaneglobaltens.com/

焼き牡蠣は34.5オーストラリアドル(約3000円)。味付けに工夫あり

6種類あるデザートから3つを紹介。(奥の皿から右回りに)アップルタルト、ココナツクリーム・ブリュレ、ピッチブラック(チョコレートムースとクリーム)。サイズ大きめ

ストーリーブリッジを望む。ライトアップされた夜景を見ながらもディナーも捨てがたい。近隣には有名バーも

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