これが絶世の美女と噂された古代エジプト王妃「ネフェルティティ」のご尊顔か?3Dスキャンで再現された3400年前のミイラの姿 (3/3ページ)

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しかし歴史上の女性の御多分に洩れず、彼女の功績ははっきりとしません」(ゲーツ博士)

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 夫はアクエンアテン王で、彼女自身もおそらく他のファラオの娘として生まれたと推測されている。

 またツタンカーメンと一緒に統治していた可能性もある。このことは彼女が夫の死後もエジプトを統治しており、まさにゆりかごから墓場まで支配者だったことを意味する。


・DNA検査からツタンカーメンの義母であることが判明

 DNA検査からは、ツタンカーメンの親はアクエンアテン王と彼の姉妹の1人であることが分かっている。したがってネフェルティティはツタンカーメンの義母ということになる。

 「骨の構造や特徴は古代の記述とよく一致しています。ネフェルティティ本人の顔そのものだと思いますよ」(ゲーツ博士)

 「胸飾りの宝飾品はディオールのデザイナーに手作りしてもらいました。ベルリンにあるネフェルティティの有名な胸像と比較しても、そっくりです」(ダインズ氏)

 ネフェルティティの死は謎に包まれている。夫が崩御してから6年後に、おそらくは当時エジプトで流行していた疫病で亡くなったと考えられている。

References:Face of Queen Nefertiti brought to life with 3D scans | Daily Mail Online/ written by hiroching / edited by parumo
追記(2018/2/14): タイトルの一部を修正して再送します

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