大杉漣「66歳の突然死」を招いた腹部破裂「SOSサイン」(1)通常の腹痛とは違った激痛 (2/2ページ)

アサ芸プラス

急性心不全は症状の始まりが胸痛ばかりでなく、腹でも肺でも脳にだって出るんです」

 腹部破裂かと思わせる激痛──。予兆となった「SOSサイン」もむなしく大杉の命を奪ったという、急性心不全を防ぐ手だてはないものだろうか。一般的に、心不全を防ぐには生活習慣病に陥らないことが一番だとされているが、前出・井上理事長はこう話す。

「年齢に限らず40代でもなる人はなり、原因となりうる要素はいろいろですが、冬場は冷えきった風呂場やトイレを暖め、寒暖の差をできるだけ少なくする。そして、お酒はほどほどにということぐらいでしょう」

 半ば運しだいのようにも聞こえるから恐ろしい。これが向き合える病気であったならば、大杉は生還できたかもしれないのだ。

「大杉漣「66歳の突然死」を招いた腹部破裂「SOSサイン」(1)通常の腹痛とは違った激痛」のページです。デイリーニュースオンラインは、週刊アサヒ芸能 2018年 3/8号バイプレイヤーズ大杉漣急性心不全訃報エンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
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