24時間テレビ「チャリティーマラソン中止濃厚」批判多く… (2/2ページ)
上層部はこのあたりでマラソンを一旦やめて、チャリティー番組の原点を見直す必要に迫られているようです」(同・記者)
もっとも、チャリティー番組に関しては視聴者も反省すべき点はある。チャリティー路線を前面に出していた1991年には歴代最低の6.6%の視聴率だったが、1992年にエンターテインメント化が図られ、“感動の演出”がされるようになってからの視聴率は安定してふた桁台をキープしている。これは視聴者側がエンタメ化された番組を求めているいい証拠だろう。
これまでに24時間テレビが社会的に果たしてきた役割は数多い。あらためてチャリティー番組の在り方について考える時期が来ているのかもしれない。