大谷翔平「ビックリ奴隷契約」と「禁欲」生活(1)史上最大のバーゲンセール (2/2ページ)

アサ芸プラス

あと2年待って25歳になってからメジャーに挑戦すれば最大で『総額2700万ドル(約30億円)』契約と言われていたのにですよ」(前出・現地ジャーナリスト)

 この“奴隷契約”について、米球界に詳しいスポーツライターの友成那智氏が説明する。

「現地で『史上最大のバーゲンセール』と報じられたように、この契約により大谷は3年目までは最低保証額でプレーすることになります。これは、MVPやサイ・ヤング賞を獲っても変わることはない。ちなみに、サイ・ヤング賞を3度受賞しているドジャースのクレイトン・カーショー(30)も、かつて最低年俸でプレーしている。4年目からは年俸調停権を得られますが、FAほど金額は跳ね上がりません。例えば4年目で700万ドル(約7億円)、5年目で1500万ドル(約16億円)、6年目で2000万ドル(約22億円)と徐々に上がる仕組みです。ようやくFA権を行使して本来の評価どおりに複数年200億円クラスの契約を勝ち取るためには7年目まで待たなければなりません」

 14年に7年161億円でヤンキース入りしたマー君と比較するまでもないたかが知れた金額で、大谷は全米を熱狂。それでも、アメリカンドリームをつかみ取る前に、故障などで選手生命を終わらせかねない保障は何一つないのだ。

「大谷翔平「ビックリ奴隷契約」と「禁欲」生活(1)史上最大のバーゲンセール」のページです。デイリーニュースオンラインは、週刊アサヒ芸能 2018年 4/26号エンゼルスクレイトン・カーショー大谷翔平メジャーエンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
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