白いマントを被った幽霊が大量に?世にも恐ろしい教会「聖ジョージ教会」とその呪われた歴史(チェコ) (4/6ページ)

カラパイア



 その後、1938年にナチスによってドイツに支配されたその地域は、ドイツ語を話すドイツ人のものと宣言された。

 しかし、第二次世界大戦が終わりチェコスロバキアが復活すると今度はドイツ語圏の人々が全員追放された。

 ハドラヴァはこうした複雑な歴史と幽霊の言い伝えをこの空間に表したのだ。


・恐れられた過去から一転、世界の注目を集める教会に

 「この教会の過去の風景を具現化しながら、たくさんの人々に大きな影響をおよぼした時代を示したかったんです」と語るハドラヴァ。

d5_e
image credit:lostateminor

 以来、住民は教会を恐れなくなるどころか喜んで中に入り、積極的に「幽霊」の隣に座るようになった。ここには石膏でできたおよそ30体の幽霊が設置されている。
「白いマントを被った幽霊が大量に?世にも恐ろしい教会「聖ジョージ教会」とその呪われた歴史(チェコ)」のページです。デイリーニュースオンラインは、カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る