死を迎えるまでに自分にとってお金が幾ら必要かを考えることも終活のひとつ

心に残る家族葬

死を迎えるまでに自分にとってお金が幾ら必要かを考えることも終活のひとつ

終活を始められた方、若しくは始めようとしている方は、様々な項目をエンディングノートに纏めたうえで記載することを考えているはずである。終活の第一歩は自分自身の整理からだと言われている。自分の基本的な情報(生年月日他)から始まり、収入や記載日直近までの大まかな出来事等を記載していく。さて、今回は終活に関して避けては通れないお金に纏わる話だ。

■終活と聞いて、まず何を思い浮かべるか?

終活即ち相続税対策と考えている方は、実際にはかなり多いのではないかと考える。筆者の私見だが、終活とは死を迎えるにあたり、如何にしてその時まで穏やかに過ごせるかを目的とした活動であると考えている。故に、終活と相続税対策は必ずしもイコールではない。相続税対策を過度に行った結果、自分の生活に余裕がなくなり窮屈になってしまうことになると、終活の意味がなくなるばかりか本末転倒の様相になってくる。

人によって考え方は多種多様であるが、少なくとも死を迎えるまでに自分にとって必要なお金を用意しておくべきであると考える。具体的な考え方をまとめると、一年間(一ヶ月単位でも可)の収入(給与や年金他)から支出(生活費やローンの支払い他)を差し引き、残高に自分が亡くなるまでの大まかな年数を乗じて算出した金額が必要なお金ということになる。

■まずはキャッシュフロー表を作ってみる

経理関係の知識がある方は、一番分かり易い方法としてキャッシュフロー表を作成すれば良い。キャッシュフロー表とは収支予測表とも言い、将来に渡って予想されるお金の流れを表として計算したものだ。詳細は省略するが、書籍やインターネットでも解説されているので、参照しつつ自分で作成してみると理解しやすい。苦手な場合はファイナンシャルプランナーに相談し、作成を依頼するのも効果的であろう。

■次はプラスとマイナスの財産を差し引きし残高を算出

自分が亡くなるまでに必要なお金が把握できたら、次は自分の持つ全てのプラスの財産を列挙して金額を計算してみる。更に、ローン残高等マイナスの財産も残高をまとめ金額を計算する。プラスの財産からマイナスの財産を差し引き、残高が算出されることになる。その残高から、前述の自分に必要なお金を差し引く。これが相続財産(遺産)となる。

■相続税対策をするべき人とは?

相続財産が相続税の基礎控除額(3000万円+600万円×法定相続人の数)より高額であった場合には、相続税対策を始めなければならないが、低額であるならば相続税対策は必要ない。問題は相続財産を誰に引き継ぐかということになる。

■専門家に頼ることも一つの手段

終活の目的は必ず迎える死をどのように捉え、その時まで穏やかで充実した日々を過ごせるかを目指すものであろう。やるべきことは多岐に渡るが、一人で手に負えない場合は専門家に相談し、自分や残される者達の負担を軽減しておくのも有効な手段であると考えるが如何であろうか。

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