江戸時代の難問・珍問にチャレンジ!浮世絵師たちの判じ絵にフォーカスした展覧会「江戸のなぞなぞ-判じ絵-」

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江戸時代の難問・珍問にチャレンジ!浮世絵師たちの判じ絵にフォーカスした展覧会「江戸のなぞなぞ-判じ絵-」

江戸時代、絵師が描いた絵を見て何があらわされているのかを当てるなぞなぞが人気でした。このなぞなぞのために描かれた絵は「判じ絵」と呼ばれていましたが、

江戸時代のなぞなぞは超絶的な難易度!当時のことば遊び「判じ絵」で脳トレだ!

その判じ絵にフォーカスした展覧会「蛇足庵コレクション 江戸のなぞなぞ-判じ絵-」が開催中です。

本展では、判じ絵を数多く所蔵している「蛇足庵コレクション」というコレクションから約100点もの判じ絵が紹介されることになっており、江戸時代ならではのセンスが光るなぞなぞを楽しむことができます。


判じ絵は、絵に置き換えられた言葉を当てる遊びで、題材になるものは人名や地名、名所、動植物、道具類などさまざま。よく知られているものとしては、「鎌(かま)の絵」と「○」と「ぬ」で「かまわぬ」も、判じ絵的なぞなぞ要素が含まれていますね。

展覧会のページではいくつか問題が出題されていますので紹介します。これらは何を表しているんでしょうかね?ヒントは、すべて生きものです。




A1.カマキリ(釜を切る)

A2.ヤモリ(矢の子守)

A3.スズメ(鈴に目)

A4.蛙 [かわず] (川、洲に濁点)

展覧会公式ホームページより

いかがでしたか?内容はかなりベタだけど、答えをみて”なるほど”と思えるものもありますね。江戸時代のなぞなぞだけど、簡単な言葉が答えだから現代でも意味がわかるというのがまた面白いですね。展示される作品の中にはこれよりもずっと難しい判じ絵もあるでしょうから、ぜひチャレンジしてみてください。

展覧会は夏休み期間中も開催しているので、ぜひ子供たちと一緒に判じ絵を楽しみ、江戸文化に触れてみてはいかがでしょうか。「蛇足庵コレクション 江戸のなぞなぞ-判じ絵-」は2018年6月9日(土)〜 8月19日(日)の期間、細見美術館で開催中です。

蛇足庵コレクション 江戸のなぞなぞ-判じ絵- 開催期間:2018年6月9日(土)〜 8月19日(日) 開館時間 : 午前10時―午後6時(入館は午後5時30分まで) 休館日 : 月曜日 (祝日の場合は、翌火曜日) 入館料 : 一般1,300円(1,200円) 学生1,000円(900円)※( )内は20名以上の団体料金 ※障がい者の方は、障がい者手帳などのご提示でご優待(一般:1,300円 → 1,200円 /学生:1,000円 → 900円) 場所:細見美術館 蛇足庵コレクション 江戸のなぞなぞ-判じ絵-

蛇足庵コレクション 江戸のなぞなぞ-判じ絵- – 京都 細見美術館

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