小沢一郎「角栄哲学」と「最後の仕事」を独占激白(1)「白黒」つけないと禍根を残す (2/2ページ)

アサ芸プラス

自民党あたりから「こんな話ばかりでなく、本来の政策論議をやれ」という声がある。当然ではありますが、少し違うんじゃないかとも思います。曖昧な形で幕引きとなれば怖いのは、「政と官」に「こうしたことは許されるんだ」という空気が残るからです。また、こうした問題が再燃しかねない危惧が残ります。

小沢 もう少し気概のある、意識の高い官僚が一人くらいいてもいいと思うけど、権力に恐れおののいて、言われるとおり、国民の財産をタダ同然で、安倍さんと親しい人に払い下げる。官僚の劣化が歴然となっているのが現実です。このままなら間違いなく、日本の将来に大きな禍根を残します。トップリーダーがこれでは、救いようがない。一刻も早く、決着をつける必要があると思っています。

◆聞き手/小林吉弥(政治評論家)

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