藤田菜七子「GI初騎乗&初制覇」への道(1)「GIは甘い世界じゃない」とピシャリ (2/2ページ)

アサ芸プラス

「これまで中央で馬券になっている競走条件は、1000万下まで(6月17日終了時点)。重賞(7回)どころか、オープン(4回)や1600万下(12回)のレースでも3着以内に来たことがない。まだ体力的に非力で、馬を抑えきれないんでしょう。だから、前に行ってもペース判断が甘くなるし、後ろからでは馬群を割れないという弱みもある」

 その典型的なレースが、1月21日の中京9R(ダ1400メートル)や、1月8日の中山7R(ダ1200メートル)だった。

「中京は、ヒルダ(1番人気)とのコンビで好スタート。しかし、行きかけたところで迷い、中途半端に他馬と並走して4着に終わった。中山のビックリシタナモー(2番人気)は、もともと末脚が武器の馬。この時も最後方に近い位置から外を回して一気に差し切りましたが、このように彼女の場合、前残りか、直線一気の騎乗パターンしかない。トップ騎手たちのように馬群を上手にさばいて、というイメージは、ないですね」(美浦トレセン関係者)

「藤田菜七子「GI初騎乗&初制覇」への道(1)「GIは甘い世界じゃない」とピシャリ」のページです。デイリーニュースオンラインは、週刊アサヒ芸能 2018年 7/5号根本康広藤田菜七子騎手競馬スポーツなどの最新ニュースを毎日配信しています。
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