天才にしか飲むことが許されないコップを使う方法!分かったら天才!かも (3/3ページ)

秒刊サンデー




水は上の方の小さな穴から飲みます。飲むというよりは吸い込むといった方がわかりやすいかもしれません。小さい穴に唇をつけて吸い込むと、勢いよく水が口の中に入ってきます。

仕掛けはこうです。コップの底の方にあいていた穴と、上の方に空いていた小さな穴はコップの内側でつながっているのです。コップの内側に水が通る道があるのです。小さな穴から吸い込むことにより、その道を通って水が吸い上げられるのです。道はストローのような役割をしているのです。目には見えない道(管)をコップの内部に作ってしまうなんて、ものすごい技術です。

日本にも、茶碗の内部に仕掛けがある”教訓茶碗”というものがあります。教訓茶碗は、茶碗の下の方に穴があいています。この穴は表側についているので誰にでも見えます。茶碗にお茶を入れて普通に飲むことができます。ところが、淹れる量が一定量を超えると、その穴から、折角入れたお茶がすべて流れ出てきてしまうのです。国は違っていても、職人は同じようなアイデアを思いつくものなのでしょうか。

このパズルの壺については、「パズラート パズルの回帰線」という書籍にも掲載されています。残念ながら今はもう店頭で購入することはできませんが、図書館などにはあるかもしれません。


パズルの壺の仕掛けも面白いのですが、「パズラート」という書籍自体にも 面白い仕掛けが隠されています。

(秒刊サンデー:わらびもち)
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